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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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舞台ミュージカル「ウィキッド(劇団四季/キャナルシティ劇場)」を観に行った。
ドロシーが西の悪い魔女を退治して故郷に帰った後、南の良い魔女は国民に訊ねられ、西の悪い魔女の過去を話し始めた。西の悪い魔女には、嘗てエルファバと言う名前があった。エルファバは緑の体で生まれたため、父親から嫌われ、愛を知らずに育つ。やがて彼女は足の不自由な妹と共に大学に進み、そこでグリンダ(後の南の良い魔女)と出会う。

これは面白かった。やはり、基本的に私はこの手のミュージカルが好きなようだ。3時間(13:35~16:35、途中20分休憩)の上演の間、ちっとも退屈でなかった。ナンバーがすべて素晴らしいし、ストーリーもテーマも実に良く出来ている。…にしても、こう言う生の(舞台)ミュージカルを観ると、ミュージカル映画は観れなくなるね(いや、すぐに観るんだけどね(笑))。

さて、本作は「オズの魔法使い」を題材にしている。ストーリー的にはドロシーがオズの国に来る前と、ドロシーがオズの国を冒険しているときに裏で行われていたドラマが描かれている。つまり「オズの魔法使い」を知らないと楽しめない。いや、楽しめないことはないが、たぶん面白さの半分も伝わらないだろう。…っと言うのは、そのストーリー以外でも、「オズの魔法使い」ネタが満載だからだ。例えば、ブリキ男、脳なしカカシ、意気地なしのライオン、空を飛ぶ猿たちと言った「オズの魔法使い」のキャラの誕生秘話が語られているし、ナルシストで才能のない南の良い魔女、腹黒のオズの魔法使い、純情な西の悪い魔女…っと言った風に原作とのギャップも面白い(まさに逆転の発想だね)。出来れば原作、少なくともジュディ・ガーランドの「オズの魔法使」くらいは観て、本作を観た方が絶対に良いと思うよ。ところで、こう言うアレンジは個人的にあまり好きじゃない。なんか、原作をおちょくっているように感じるんだよな。だが、本作に関しては原作への愛を感じるためか、まったく不快感がなかった。…って言うより、原作をまた読みたくなったよ。
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今日の映画
EKOEKO AZARAK(ギャガコミュニケーションズ/2000年)
「エコエコアザラク」シリーズの4作目だが、シリーズ中でも最低作。このシリーズは本来、黒魔術ものなのだが、本作はその事を完全に無視して、やらせをしてまでも視聴率を稼ごうとする放送局、無能な警察などのことばかり描いている。しかも後半、笑ってしまうようなトンでも展開で、とても観るに堪えない。特に遠藤憲一の怪演は酷過ぎる。

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