真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
昨日一日、引き籠っていたので、どうも体の調子が悪い。そんな訳で、午前中にジョギングしたら体が軽くなった。やっぱ、引き籠りは良くないな。
「Animelo Summer Live 2010」、3枚目終了。モモーイとアリプロがイマイチ盛り上がらなかったなぁ。良かったのは、彩音か。
「王国の鍵(1) アーサーの月曜日(ガース・ニクス/主婦の友社)」、読了。
ぜんそくで学校を休みがちなアーサー。久しぶりに登校したとき、長距離走が行われ、彼は体育教師に無理矢理走らされた。そのため、ぜんそくの発作を起こし、命を落とそうになる。すると、どこからともなく奇妙な男があらわれ、鍵を渡された。そして、その鍵をにぎると呼吸が楽になった。更に、アーサーは不思議な手帳を手に入れ…。
同作家の「古王国」シリーズが面白かったので、「セブンスタワー」シリーズを読んだら、完全に子供向きガッカリだった。では、その次の「王国の鍵」シリーズ(つまり、本作)はどうかな…って思ったら、それ以上に子供向きだった。この作家、このまま児童文学の路線を進むつもりなのかな。個人的には、「古王国」シリーズの頃のタッチに戻って欲しいのだが。さて、本作は異世界ファンタジー。そして、その異世界と言うのが、「トンネル」や「ライラの冒険」や、古くは「モモ」のような世界。明らかに我々の世界とは違うが、それなりに技術が進歩した世界。あえて言うなら、スチームパンクに近いかな?。そんな、おもちゃ箱をひっくり返したような世界を舞台にしている。最近、この手の世界観をもったファンタジーがやたらと多いが、個人的にはあまり好きじゃないんだよなぁ。やはり、異世界は「剣と魔法の世界」であって欲しい。まぁ、そんな個人の好みは別としても、本作の出来はあまり良くない。ガース・ニクスらしいテンポの速さや、読んでいてドキドキするほどのサスペンスがまったく感じられない。なんか読んでいて、ちっとも楽しくない。はっきり言って、とても続編を読む気になれなかった。噂によると、「古王国」シリーズの続編を執筆中らしい。こちらを期待するしかないかな。
今日のアニメ
・Dororonえん魔くん メ~ラめら #4「あんた あの子の夢なのさ」…今週のゲスト声優(妖怪役)は日高のり子と三ツ矢雄二。これって、「タッチ」のコンビじゃん。
・ひだまりスケッチ×365 #9「8月5日 ナツヤスメナーイ」&「12月3日 裏新宿の狼 PARTⅡ」(再々見)
今日の映画
・あさき夢みし(ATG/1974年)
13世紀後半。法皇の子・後深草天皇の愛人となった女・四条の波乱の人生を描く。…実相寺昭雄の芸術家気取りの作風が色濃く出た映画で、はっきり言って、ちっとも面白くない。ボカシなどを使用した演出もあまり成功しているとは思えない。頽廃美とエロチシズムに優れた作品と言う評価もあるようだが、個人的はそうは思わない。実相寺昭雄の初期のATG作品はそれなりに面白かったと思うんだけどな。
・吸血鬼蘇る(アメリカ/1943年)
舞台を現代(映画製作当時)にしているが、意外と正統派吸血鬼映画になっていて、好感が持てる。全体的を覆うゴシック的な雰囲気も悪くない。もっとも吸血鬼が狼男を従えていたり、空襲が吸血鬼を退治する切欠になっていたりと、イロモノ要素も強いが。それにしても、怖くない映画だ。結局、B級以下の映画かな?。ところで出てくる狼男が、満月とかに関係なく変身したままの変種。しかも、最後には吸血鬼と戦ったりとかするので、タイトルは邦題より「吸血鬼対狼男」にした方がしっくりくるかも(笑)。