真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
今日も雨。
今日のアニメ
・宇宙パトロールルル子 #13「私、宇宙の……」(最終回)…最後に「リトルウィッチアカデミア」とバトンタッチ。…っと言う事は、秋くらいからの放送かな?
・田中くんはいつもけだるげ #12「田中くんのしあわせ」(最終回)…今まで以上に面白かった。白石さんの出番も多かったし。しかし、もう最終回かよ。早いなぁ。面白かったので、是非第2シーズンも。
今日の映画
・ボディ・スナッチャー 恐怖の街(アメリカ/1956年)
ジャック・フィニイの「盗まれた街」の映画化。全部で4回映画化されているが、本作が一番出来が良い(個人的には2回目のフィリップ・カウフマン版もかなり好きだけど)。侵略SFには、大まかに言って二つのタイプがある。一つ目はサスペンスで見せていくタイプ、二つ目がスペクタクルで見せていくタイプ。本作は一つ目のサスペンスで見せていくタイプで、その中でも一、二を争うほど出来の良い映画だ。平凡な日常、それが少しづつ壊れていき、どんどん異常な世界になっていく。話が進むにつれて展開が速くなり、緊張感も半端なく上がっていく。もう、脚本が上手過ぎだ。サスペンス主体の脚本は、こうあるべきと言うお手本のような出来だな。あと、ラスト近くのショックシーン、ハイウェイで狂ったように叫び続ける主人公、この辺りの描写は圧巻としか言いようがない。やっぱ、ドン・シーゲルは上手いわ。ただ、時代のためと思うが、ラストの甘さがちょっと残念だな。ハイウェイのシーンで終わっていたら、文句なかったのだけど。★★★★★