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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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幻想世界の住人たちⅣ 日本編(多田克己/新紀元文庫)」、読了。
日本の妖怪を、山、水、里、家、街、社寺の項目に分けて解説した事典。紹介した妖怪の数が1000体以上あり、なかなか壮観だ。これに水木しげるの「図説 日本妖怪大全」があれば、日本のほとんどの妖怪の事を知ることが出来る。

ところで、日本の妖怪は別世界に住む隣人と言った性格がある。その為、良い奴もいれば悪い奴もいる。この辺りは、アイルランドなどの妖精に近い感じだ。だが、個人的に魅力を感じるのは巨大な悪の方だったりする。良い機会なので、お気に入りの妖怪のベスト3を発表することにする。

1位:九尾の狐
殷、周(共に古代中国)、天竺(インド)に現れ、その度に国を滅亡の危機に陥れ、最後は日本まで来て、国を滅ぼそうとした大妖怪。酷く残酷な上に、徹底的な悪なのだが、何故か魅力的なんだよなぁ。スケールのでかい話も良い。
2位:
平安時代に天皇を病の身にしてしまった大妖怪。その得体の知れない姿も印象的。
3位:酒呑童子
大江山に住んでいた鬼の統領。源頼光と四天王の話は、やっぱ楽しい。

上記以外では、土蜘蛛、羅生門の鬼、牛鬼、肉付きの鬼面、人面瘡、八岐大蛇。そして、悪とは言えないが、鍋島藩の化け猫、雪女…ってところかな。

今日のアニメ
ヨルムンガンド #11「滅びの丘 phase.1」
Fate/Zero #24「最後の令呪」…衛宮切嗣vs言峰綺礼、そしてセイバーvsバーサーカー。…なのだが、切嗣vs綺礼の方が目立っていた。

今日の映画
ウェイク・ウッド 蘇りの森(イギリス/アイルランド/2011年)
幼い娘を亡くした夫婦が秘術によって娘を蘇らせるが、蘇った娘が邪悪な存在だった。…っと言う、よくあるタイプのホラー。しかも思った通りに展開するので、何とも面白みに欠ける作品だ。また、地味過ぎるのも欠点。デジタル映像命…って言う作品もどうかと思うが、ここまで地味なのもどうかと思う。それでも、ストーリーが面白ければ問題ないのだが。ところで本作は、何とハマープロ制作。ハマープロって、すでに映画製作を止めていると思っていたのだが、細々とやっているんだね。

日曜日が待ち遠しい!(フランス/1982年)
トリュフォーの遺作であるが、軽めのミステリーコメディに仕上がっている。ある意味、ヒッチコックを敬愛するトリュフォーらしい遺作と言って良いかもしれない。はっきり言って、それほど優れた作品とは言えないが、肩の力を抜いて楽しむ分には良いんじゃないかな。あと、そこかしこにある映画ネタが実に楽しい。いくつネタが分かるかによって、映画マニア度が分かると言うものだ。

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