真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(フィリップ・K・ディック/ハヤカワSF文庫)」、読了。
放射能により、ほとんどの生き物が死滅した第三次大戦後の世界。そこでは、生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。バウンティハンターのリックは生きた動物が買いたくて、逃亡した賞金首のアンドロイドを狩る。ある日、リックは火星から逃亡した8体のアンドロイドに目をつけた。
超有名作なのに、本作は読んでなかった。理由はいくつかあるが、その一つは映画「ブレードランナー」(本作の映画化)があまり面白くなかったから。だが、最大の理由は、ハードボイルドタッチが個人的に好みでないからだ。そんな訳で気乗りがしなかったが、とりあえず読んでみた。結果は予想通り。読んでいて、一向にノレなかった。しかも、暗く歪んだディックらしい世界感は健在なんだが、全体的にどうも物足りない。ディックらしいアイデアの洪水や目まぐるしい展開がないんだよな。同じディックの作品でも、「高い城の男」なんかは好きなんだけど。まぁ、それでも、最後まで飽きずに読んだんだから、出来は悪くないと思うよ。★★★☆☆
今日のアニメ
・境界線上のホライゾンII #11「花畑の合格者」…もう傷有り、可愛すぎ。そして点蔵、カッコ良すぎ。
・白鯨伝説 #23「モアド開戦」
今日のドラマ
・スーパーナチュラル(シーズン3) #9「黒魔術」&#10「悪夢」…#9→黒魔術ものと言うよりは呪いもの。更に言うなら、悪魔もの。#10→夢を操る男が登場。両作とも出来がイマイチ。