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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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今日の夜は、ヴァルプルギスの夜。今頃、ブロッケン山で魔女たちが乱痴気騒ぎをしているんだろうな(違うって(爆))

ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。(古戸マチコ/一迅社文庫アイリス)」、読了。
まさに今日読むのに、相応しい小説だな(笑)。さて本作だが、如何にも少女マンガっぽい小説だった。童話のようなストーリー、一歩間違えば世界観を壊しかねないギャグなどなど。しかも美形キャラが出てくれば(おバカで猫だけど(笑))、どう見ても、これらは少女マンガのそれだよ。ところでこの小説、魔法=ダンス、おバカな美形キャラ、ハードボイルドなネズミなどなど、他ではあまり見かけないような設定が多い。そのため、非常に新鮮さを感じた。これはこの小説の強みだ。ただラストのオチはさすがにどうかと。意外だが、かなり無理があると思うよ。このため、ハッピーエンドに見えなかったは私だけか。一応、少女の成長がテーマだが、これは成長と言うより堕落だろう。

今日のアニメ
ひだまりスケッチ×365 #13「1月10日 おかえり…うめ先生 」(最終回)(再見)

今日の映画
羊のうた(グルーヴコーポレーション/2001年)
冬目景の同名コミックの映画化。原作も好きだったが、この映画も悪くない。原作の独特の世界観も上手く表現していたと思うし、千砂役の加藤夏希も結構合っているようだ。姉弟の近視相姦的な関係も、原作同様に引きつけるものがある。まさに耽美にして繊細なドラマ…って言いたいところだが、実は意外と真っ当な作り(演出も手堅い)。テーマも「生きることは?、生きる幸せとは?、人間の絆とは?」っと言った結構健全なもの。高林陽一の「蔵の中」が好きなので、もっとあのような耽美で幻想的な映画詩にして欲しかった。もっと耽美さを、もっと妖しさを、もっと幻想を…って感じ。
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