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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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アリス・イン・ゴシックランドⅡ 怪盗紳士と大聖堂の秘法(南房秀久/角川スニーカー文庫)」、読了。
切り裂きジャックと言う別人格を持つアリス。彼女と暮らし始めた貴族ラウルだったが、今度は彼の前に犯罪結社ネオ・ヘルファイア・クラブから狙われていると言うフランス貴族のラウルが現れる。ラウルは、ジェレミーに助けを求めるが。

これはもうシリーズものの宿命なんだが、やっぱと言おうか、これも例にもれず、1作目ほど面白くない。結局、同じことの繰り返しなんだよなぁ。しかもページ数が少なく、非常に物足りなかった。あと、1作目ほど登場人物が多くないのもマイナス。前作からの登場人物が数人出ているが、それ以外はモリアーティ教授(シャーロック・ホームズの宿敵)、オスカー・ワイルド(「ドリアン・グレイの肖像」の作者)、ジェームズ・ボンド(007)、リュパン(説明の必要なしの怪盗紳士)くらいか。何とも寂しい。ところでラウルと名乗っている時点で、その正体はもうバレバレだね。ちなみにクラリスの名前が出てくるが、宮崎駿の「カリオストロの城」のクラリスとは当然別人ですよ。クラリスはリュパンの最初の妻。詳しくは、モーリス・ルブランの「カリオストロ伯爵夫人」を参考の事。

今日の映画
クレイジーズ(アメリカ/2010年)
ジョージ・A・ロメロの「ザ・クレイジーズ(1973年)」のリメイク。オリジナルを観たのはかなり昔なので、ほとんど記憶がないが、全体的にモタモタしていて、あまり面白い作品だったと言う印象がない。だが、こちらはなかなかの傑作。細菌により普通の人間が狂人に変わっていく。つまり、先ほどまで仲間だった人間が次の瞬間に敵に変わっていると言う、この設定が実に良い。この為、スリルとサスペンスが濃厚になり、非常に見応えのある作品になっている。もう全編、ハラハラドキドキの連続だ。バイオレンスなアクションシーンも良いアクセントになっている。そして、とてもハッピーエンドとは言えないラストも良い。こう言うリメーク作なら、大歓迎だ。

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