真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「凶鳥の如き忌むもの(三津田信三/講談社文庫)」、読了。
昭和30年代のある日。刀城言耶は瀬戸内海の兜離の浦沖に浮かぶ鳥坏島で、鳥人の儀を見ることになった。数人の立会人の中、鵺敷神社の巫女・朱音は儀式を始める。ところが儀式の最中、その閉ざされた空間の中から朱音は消失してしまう。
「刀城言耶」シリーズ第2作目。今回は三津田信三の魅力である、ゾッとするホラー的な展開が皆無。そのため、単なる普通の探偵小説化していて、読んでいてどうにも物足りない。過去の出来事やラストに少しだけホラー要素があるが、この程度ではねぇ。また、前半のクドクドした説明や展開もはっきり言って退屈。確かに、謎の解明を始める辺りから面白くなる。二転三転する推理も三津田信三らしくて楽しい。だが、辿り着いた真相はどうしたものか。壮絶過ぎて、いくら何でもありえんだろう…って感じ。まぁ、「ありえんだろう」って言うのは、いつもの事だけどね。とりあえず、その後の説明で一応は納得するけど、全体的に微妙な出来だった。★★★☆☆
今日のアニメ
・ヨルムンガンド PERFECT ORDER #18「嘘の城 phase.2」
今日のドラマ
・スーパーナチュラル(シーズン4) #3「すべての始まり」…過去編。黄色い目の悪魔が再登場。
今日の映画
・砂の器(松竹/1974年)
久しぶりに再見したが、やっぱ観終わった後はうるうるだったよ(苦笑)。詳しいコメントは、後日「本と映画の迷宮で」で。
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HN:
九月風
性別:
男性