真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
いつもより早く起き、早朝の新幹線で奈良へ(途中で在来線に乗り継いだけど(笑))。奈良に到着したのが、11時ごろ。とにかく日数が限られているので、すべてを周れない。…なので、特に有名なところだけを周ることにした。しかし奈良なんて、中学生の修学旅行以来だよ。JR奈良駅を降りて、まずは三条通りを東へ。猿沢池や五重塔を見ながら、一路東大寺を目指す。東大寺と言えば、奈良の大仏。久しぶりに見たが、やはりデカイ。ただ個人的には、南大門の仁王像の方が興味深く見れたけどね。ところで、これらの国宝や重要文化財を見るのには中学生では早すぎるのんじゃないかな。私も中学時代に見たときは、よく分かってなかったので、それほど面白いとも思わなかったし、感動もしなかった。やはり今の方が知識も増えているので、断然面白かったよ。
次に向かったのが、手向山八幡宮。そう、つまり、ここが今回のメインの一つである佐保姫のゆかりの地。当然、観光客なんかいないから、ゆっくり見ることができる。ところが、ところがある。境内を色々と見て周ったけど、佐保姫のさの字も出てこない。ちょうど、神主さんみたいな人がいたので、聞いてみることにした。それによると、以前は佐保姫を祀っていたが、ある時期に取っ払ってしまったとのこと。詳しい事情は教えてくれなかったが、何かあったんだろうな。その後、佐保山が佐保姫信仰の中心になったらしい(元々、佐保山に対する信仰はあったので)。う~ん、聞いてみなければ分からないものだ。そんな訳で、佐保姫の探索は若干不満が残ったが、これが民俗信仰探索の難しさなんだろうな。…っと言うものの、ここが佐保姫のゆかりの地であることには違いない。その後の近くで桜の花も見かけたし、佐保川も見つけたので、佐保姫が歓迎してくれた…ってことじゃないかな(笑)。
その後、春日大社と新薬師寺を見る。春日大社で印象に残ったのは、あまりの数の多さに唖然とする釣灯籠。一方、新薬師寺は何と言っても、伐折(ばさら)羅大将像。…っと、ここで一日目が終わる予定だったが、少し時間が余ったので、朱雀門まで行ってみることにした。朱雀門は良かったけど、1300年祭の会場(朱雀門の裏手にある)は単にデカイばかりで観るところがなく、ちっとも面白くなかったよ。