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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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ここ数日、一気に涼しくなったな。

今日のアニメ
銀河烈風バクシンガー #5「裏切りの報酬」

今日の映画
キネマの天地(松竹/1986年)
日本版「スター誕生」と言った感じの作品で(たぶん、田中絹代がモデルと思われる)、同時に映画作りに情熱を燃やす人々を通して、まだ若い日本映画界の姿をコミカルに描いた作品でもある。つまり、映画が好きなすべての人の為の映画であり、あくなき映画賛歌である。だから、観ていて実に気持ち良い。それにしても、この時代の日本映画は安心して観る事が出来る。いや、山田洋次だからこそ、安心して観れるのか。とにかく、演出と言い、脚本と言い、ホント良く出来ている。また、役者の誰もが芸達者で(肝心の有森也実だけがアレだけど(笑))、その芝居を観ているだけで楽しい。中でも、渥美清の芝居は凄過ぎる。基本的にコミカルなんだが、泣かせる所はちゃんと泣かせる。今の映画界、こう言う役者はもういないよなぁ。泣かせると言えば、ラスト近くで、芝居に行き詰まり落ち込む小春→そんな彼女に昔話をする父親(渥美清、名演技)→その話を聞いて、見違えるような演技をする小春→それを見た仏頂面をしていた監督がボロボロ泣いて(すまけい、名演技)、「アホゥ、出来るやないか。それでええ」と言う一連のシークエンスは、今観てもボロボロ泣けてしまう。日本映画史上、名場面中の名場面だ。あと、ラストで小春が父親の死を知らずに、「蒲田行進曲」を歌うシーンもジ~ンときてしまう。(再見)★★★★★

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