真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「殺す者と殺される者(ヘレン・マクロイ/創元推理文庫)」、読了。
伯父の遺産を相続したハリーは、それを機に故郷のクリアウォーターへ帰る事にした。だが故郷に着くと同時に、奇妙な事件が多発する。消えた運転免許証、差出人不明の手紙、謎の徘徊者、そして微妙な記憶違い。いったい、何が起きているのか?
とにかく、冒頭から中盤過ぎまで、すこぶる面白い。不気味な事件、不穏な空気、読んでいてゾクゾクする。まさに、ヘレン・マクロイの真骨頂。凄まじい緊張感だ。ところが、ところがである。中盤過ぎ辺りから、トンデモ展開になる。いや、最初の方から「もしかした~」…って言う嫌な予感はしていたんだ。でもまさか、ヘレン・マクロイともあろう人が、そんな安易な方へ行かないだろうと思っていた。でも行ってしまったんだよなぁ、これが。しかも、あまりにトンデモ過ぎて、ミステリーやサスペンスと言うよりSFのような感じになっている。これって、たぶん、当時流行したニューロティックものの影響を受けているんだろうな。そんな訳で、ミステリーを期待すると、酷い肩透かしを食うと思う(私もそうだった)。ただ、そうは言うものの、ラストはきれいに纏めているし、決して駄作ではない。寧ろ、傑作と言って良い。だからこそ、そのトンデモ展開が残念でしたかない。★★★★☆
オブリビオン>
・九大神クエスト、キュイラスと盾とブーツをゲットするところまで進めた。
・某デイドラクエストで、「救世主の皮」をゲット。「スカイリム」の「救世主の皮」はエロかったが、こちらは普通の鎧だ。何とも残念(笑)。
・某クエストで他人の家へ不法侵入する。すぐに衛兵に捕まったけど、罰金も処罰もなし。英雄になると、ちょっとした犯罪は見逃してくれるんだな。
・最近、ずっと普通の服を着ている。このくらいのレベルになると、別に良い装備をしなくて良いっぽい。
今日のアニメ
・恋愛ラボ #12「ずっと友達でいてくださいね」…元々壊れていたんだが、最近のマキの壊れっぷりが凄過ぎ。
・宮河家の空腹…「らき☆すた」のスピンオフ作品。1話だけか。しかし、これを山本寛が監督しているって、やっぱ京アニに対しての仕返しか。ただ、あんまり面白くないんだよなぁ。主役の二人も(棒)だし。
・宇宙戦艦ヤマト2199 #26「青い星の記憶」(最終回)…良い最終回だった。それにしても、あれだけ歴史的名作のオリジナルがありながら、これほどのものを作ったとは。大したものだ。
・闇芝居 #9「祟られ」
今日の映画
・情婦(アメリカ/1957年)
久しぶりに再見。詳しいコメントはあちらで後日書くが、何回観てもラストのどんでん返しの連続は凄い。★★★★★