真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「黒龍とお茶を(R・A・マカヴォイ/ハヤカワ文庫)」、読了。
タイトルから、ドラゴンとお茶して、だべってるだけの小説だと思っていた(笑)。だが、実際は偶然に出会った女性の娘を、元ドラゴン(今は人間)が助け出すと言う内容だった。つまり、ファンタジー要素が少し入ったミステリーと言ったところか。さて、元ドラゴンと言っても現在は非力で、あるのは齢数百年に及ぶ知識だけ。つまり、頭脳だけで事件を解決していく訳。…って書くと、サスペンスたっぷりの作品のようだが、実はゆる~いサスペンスもの。しかも最終的に恋愛ファンタジーに落ち着いたりして、作者が何をやりたいのかイマイチ分からない。何れにしろ、読んでいる間は退屈しないが、読み終わった後、あまり印象に残らない作品だったな。★★★☆☆
今日のアニメ
・だんちがい #5「五号棟 咲月のアニメ時計」
・どろろ #1「百鬼丸の巻 その一」
最近アニメが面白くないので、昔買ったDVDや某チャンネルがやっている少し前のアニメの一挙放送を観たりしている。…で、次は何を観ようかと考えていたら、数年前に買った本作品のボックスが出てきたので観る事にした。個人的には、本作は手塚治虫の作品の中でも一番好きな作品だ。
今日の映画
・テラー・トレイン(アメリカ/カナダ/1980年)
80年代に流行ったスラッシャー映画の一本。昔観たときは面白かったので再見したが、やっぱ今観ると少々古臭いな。悪質なイタズラを平気でやるバカすぎる学生が殺人鬼に襲われる…っと言う設定もうんざりだし。あと、とにかく前半の2/3があまりにも退屈すぎる。ダラダラし過ぎなので、もう少し刈り込むべきだったと思う。…っとは言っても良いところも多い。後半の30分の展開はかなり面白いし、走る密室である列車を舞台にしたのも良いし、意外過ぎる犯人もなかなか良い。つまり、80年代スラッシャー映画の中でも出来が良い方だと思うよ。★★★☆☆
・デスブログ 劇場版(チャンス・イン/2014年)
心霊ホラーかと思ったら、全然違う作品だった。不可解な出来事の連続で、精神的に追い詰められていく女子高生を描いた作品。あえて言えば、サイコスリラーかな。ただ、それ以上のアイデアがまったく無いようで、訳分からんうちに終わってしまう。しかも、それまでの伏線も何もかもほったらかしたまま。何考えているんだ、この監督と脚本家は。主演の中田花奈のミニスカから伸びた太ももと巨乳っぷりが良かったから、何とか見れたような作品だった。★★☆☆☆