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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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一気に暑くなった。また暑い夏が来るのか。

今日の映画
消されたヘッドライン(アメリカ/イギリス/2009年)
派手な見せ場がなく、とことん地味な映像と、淡々として展開。これらの要素のため、かなり取っ付きにくい映画だ。ところが、この謎たっぷりのストーリーにハマったら、夢中になって観てしまう。そして無駄話が一切なく、ひたすら事件の真相に迫るストーリーの潔さ。この作品は意外にも拾い物、かなり面白かった。しかも、展開の早さとテンポの良さ、謎が謎を呼ぶストーリー、見え隠れする巨大悪の怖さと薄気味悪さ、そして最後の最後での大どんでん返しと、あらゆる面で出来が良い。ハラハラしない…何て言う評価もあるようだが、はっきり言って、これはそう言うタイプの作品じゃない(映画ファンなら、そのくらい分かれよ)。

だが私が最も感心したのは、実はそう言うところじゃない。それはひたすら真相を追い続ける記者魂。真実のためなら、相手が権力であろうと知り合いであろうと関係ない。その生き様は実にカッコイイのだ。特にラスト近くの「なぜ?、もう新聞を誰も読まないから?、数日は売れても、あとはただのゴミか?、だが憶測だらけの三流ニュースと真実の報道を人々は見分ける。地道に事実を追い、記事にする努力を評価するはずだ」の台詞は実に感動的だった。まさにこのセリフが、この映画のテーマを表している。最近の派手な映像を追い求めるだけの安っぽい映画とは違う、久しぶりに現れた大人のための、ハードなドラマだ。これは傑作だ、必見!

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