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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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仕事始め。久しぶりの仕事で疲れた。

呪われた町(上)(スティーブン・キング/集英社)」、読了。
作家のベンは執筆のため、子供の頃に過ごしたセイラムズ・ロットに帰って来た。そして、その町の丘の上にある廃墟のような館を、最近誰かが買った事を知る。その頃から、少年の死、遺体の紛失など、町で不可解な出来事が頻発するようになる。

昔、途中で読むのが止まってしまった作品だったので、今回の復刊を機に、読んでみることにした。…で、今読んでみると、これがなかなか面白い。何よりも感心したのが、現代のアメリカ(1975年頃)を舞台にしていながら、ゴシックホラーの香りがプンプンする事。暗く陰気な田舎町の雰囲気が、実に合っている。キングって、モダンホラーだけの作家でなかったんだ。しかも何気ない日常から、少しづつ少しづつ異常な世界に入って行く、キングらしい展開も健在。何か異常な事が起こっている…っと言うサスペンスが全編を覆って、非常に読み応えのある作品になっている。ところで、最後の最後でようやく吸血鬼(の犠牲者)が登場し、これから面白くなる…っと言うところで、上巻が終了。もう、良いところで終わるんだから。さっそく、下巻を読まないと。

今日のアニメ
かんなぎ #13「仁、デレる」(最終回/再見)

今日の映画
フレンチ・カンカン(フランス/1954年)
パリのムーラン・ルージュの舞台裏を描いたフレンチミュージカル。「ヘッドライト」のジャン・ギャバンとフランソワーズ・アルヌールが再共演。今回は完全復元版で視聴(通常版は102分、復元版は106分)。さすがフランス映画だけあって、アメリカのただ明るいだけのミュージカルと違い、人生の哀愁やホロ苦さが感じる作品に仕上がっている。ただ、ひとつひとつのナンバーをそれほど丁寧に扱ってないのが、ミュージカルファンとしては残念だ。それでも、ラストのフレンチカンカンのシーンは大迫力だし、実に楽しい。

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