真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
連休もあと1日か。早いなぁ。
今日のアニメ
・ケンコー全裸系水泳部 ウミショー #3「魅せる!!!」&#4「見せてあげるんだから」
・BLACK LAGOON #12「Guerrillas in the Jungle」
・ソウルイーター #5「魂のかたち~最強職人シュタイン登場?~」…う~ん、アクションが最初の頃ほど面白くないなぁ。ところで聞くところによると、このアニメ、4クールもあるらしい。#5ですでにこの調子じゃ、切った方が良いかも。
今日の映画
・ゲゲゲの鬼太郎(松竹/2007年)
鬼太郎と言う名が付いているだけの、お子様向けファンタジー。CGやデジタル合成はそれなりに見れるが、そこに描かれている世界は、そこらにある普通のファンタジーとなんら変わることがない。鬼太郎の世界観を極限までに薄めているので、普通の観客には受け入れやすいだろうが、鬼太郎を愛する者にはまったく面白くない映画だ。もうこれは「墓場鬼太郎」や水木しげるに対しての冒涜以外何者でもない。まぁ予告編などを見ていた時点で予期していたので、あまり腹も立たなかったけど。…にしても、何で鬼太郎がウエンツ瑛士なんだよ。ミスキャストも甚だしい。
・叫(ザナドゥー他/2006年)
ここのところ、訳分からん映画を連発している黒沢清だが、これも同様だった。初めの部分はミステリーと幽霊談を足した様な展開で悪くない。だが主役が幽霊に悩まされるようになってから、おかしな展開に。とにかく幽霊がよく喋るので、まったく怖くない。「これはダメだ」と思って観ていたが、どうも監督自身が観客を怖がらせようとしてない感じなのだ。その後も主役と幽霊の会話が続き、訳分からんうちにEND。結局、黒沢清は何がしたかったんだ。展開もダラダラしているし、どこにも面白さを見つけ出せなかった。最近の彼の作品には、どうも付いていけないなぁ。
あ~、思わず買ってしまった。決してエロイからではない、…たぶん(笑)。ただ水着の皺は凶悪だよなぁ(爆)。
今日のアニメ
・ケンコー全裸系水泳部 ウミショー #1「ちゅらうみっ!」&#2「興味…ある…かも…」…#1だけ観て、視聴中止にする予定だったのだが、なんか観てしまう(笑)。天然のヒロインも良い感じだ。
・絶対可憐チルドレン #5「油断大敵!フツー入ってこないよね」…先週のテンションの高さから比べ、今週はイマイチだったなぁ。
・コードギアス 反逆のルルーシュR2 #5「ナイト オブ ラウンズ」…ドタバタのコミカルな回。
←おおっ、久しぶりのぐるぐる眼鏡っ娘♪(爆)
「絶対可憐チルドレン」
今日の映画
・グラディエーター(アメリカ/2000年)
どうも、ローマ時代を背景にした映画は好きになれない。そんな訳で、この映画もダメだろうなぁ…っと思っていたが、アクションシーンは迫力があるし、意外に悪くない出来だった。話を単純明快していたのが良かったのかもしれない。それでもアカデミー賞作品賞を取るほどではないと思うが。
・時をかける少女(東映/1983年)
何度も映画化されている作品だが、やはりこの大林宣彦版が一番良い。如何にも大林宣彦らしいノスタルジーさ満載で、観ていて実に良い気分だ。確かにラスト近くのタイムトラベルシーンは光学処理しすぎで安っぽい感じだが、それ以外はほぼ満足のいく仕上がりになっている。実は以前、この作品を鑑賞したとき、映画の後日談が気に入らなかった。「あんな暗い女性になって、ちっとも良いラストじゃない」…っと思っていた。今回見直してみると、さほど暗い女性と言うわけでもなく、これはこれで良いラストなんじゃないかと思い直した。年月が経つと、映画の感想も変わるから面白い。
「妖女サイベルの呼び声」、読了。
間違いなくファンタジーではあるが、ファンタジーとしての魅力のない作品だった。そこにあるのは、ただ愛と憎しみの物語だけであり、魔術や謎や壮大な冒険など、ファンタジーとしての面白さは一切ない。つまり歴史小説であっても、時代小説であってもまったく構わないのだ。だが誤解して欲しくないのは、だからこの小説の出来が悪いと言うのではない。小説自体はかなり上質な出来で、間違いなく名作だと思う。サイベルと中心とした愛と憎しみのドラマはかなり出来が良いし、何よりもその世界を描いた描写力はかなりのものだ。雪深い森の描写や、詳しい外見を説明することなく(描写されているのは髪と眼の色だけ)、仕草や言葉でサイベルの美しさを表現した文筆力は超一流と言って良いだろう。つまり、私自身もかなり気に入った作品のひとつだと言って良い。問題は単にファンタジーとしての魅力がないだけのことなのだ。…とは言え、ラストシーンだけは正にファンタジーであり、同時に名ラストと言って良いから、なんとも複雑な気分だ(笑)。
今日のアニメ
・ひだまりスケッチ #4「5月18日 歌うショートケーキ」(再見)…チクリン♪
・ケロロ軍曹 #210「夏美 困惑の放課後 であります」+「秋 子供の日 であります」
今日の映画
・NEXT ネクスト(アメリカ/2007年)
アイデアは面白いが、それをイマイチ生かされなかった感じがする。全体的に、中途半端な超人ものって印象だし。結局、製作者がアクションものにしたかったのか、ロマンスものにしたかったのかもはっきりしない。確かにカーチェイスや銃撃戦などは迫力がある。でも、なんか安っぽいB級アクションにしか見えないのだ。(続きは[本館]で)
・紀元前1万年(アメリカ/ニュージーランド/2008年)
「紀元前~」っと言うタイトルがついている割に、科学考証はデタラメ。奪略者追跡、捕虜奪還への旅、未知の生物の襲撃、異文明の地と言う話の流れからも、ノリは完全に冒険ファンタジーだ。「ロード・オブ・ザ・リング」の古代世界版と思えば間違いない。つまり時代考証や科学考証なんて知らないよ…って感じのエンターティメントなのだ。まぁローランド・エメリッヒが監督していた時点で分かっていたことだけど(笑)。(続きは[本館]で)
・名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)(東宝/2007年)
明らかに沖縄県与那国島の沖合にある「海底神殿」が、アイデアの元になっている。そう言うロマン溢れる場所での宝探しが今回のメインなので、映画自体はなかなか楽しい内容になっている。つまり、今回は殺人劇の推理は二の次と言うわけだ。ここまでシリーズが進むと、そう言う回も有りで、判断としては悪くないだろう。実際、近年の出来の悪いコナンシリーズの中では楽しい方だと思う。だが中身に大いに問題ありで、盛り上がるべき部分がまったく盛り上がらないのはどうしたものか。ラスト近くの蘭のアクションシーンはもっと楽しくなって良い筈だ。また肝心の暗号もかなり幼稚なもので、これが300年もの間解けなかったというのも納得いかない。つまり外見だけで、中はスカスカの出来なのだ。そんな訳で、一昨年、私は劇場でのコナンの鑑賞を中止する(TVシリーズも同様)と宣言したが、この判断が正解だったことを確信した次第だ。
空@スケッチブック ~full color's~もスケッチに行った(笑)宝満山に、今日行ってきた。まず福岡天神から西鉄大牟田線に乗り、大宰府駅に向かう。太宰府天満宮の裏手から、竈門神社を目指せ…って聞いていたので、てくてく歩いたが、なんと竈門神社の近くにバス停があった。なんだ、バスに乗ってここまで来れば良かったんじゃないか。仕方ないので、帰りにバスに乗ることにした。さっそく近くの自然道から山道に入った。
しかし、この山は初心者にはキツかった。斜面は急だわ、石段の高さは高いわで、大変だった。日頃の運動不足が原因ではあるが、初めから息が切れまくり。しかも、(写真の下左)はルートを探すのが大変だし、(写真の下右)はロープ伝いに登らなければ行けないし。もうこれはリアル「トゥームレイダー」だよ(笑)。もう少し、無難な山にすれば良かったかな?。
そんな訳で、途中何回も挫折しかかったけど、その度「もう少し、もう少し」と自分に言い聞かせて、なんとか山頂までたどり着いたよ。もう最後の方は気力だけで登っていた。とにかく大変な登山だったけど、その分、山頂に着いたときの充実感は最高だった。山頂で吹く風も涼しかったし。ただもう二度と登りたくないな…って感じだけど(笑)。
今日のアニメ
・xxxHOLiC継 #2「左眸 ヒダリメ」…まだ話が続くのか。前シリーズは毎回完結していたけど、今回は長編か?
・To LOVEる-とらぶる- #2「婚約解消!?」
魔窟整理、2日目。
いや~、出てくる、出てくる。懐かしい物から、すっかり忘れている物まで。よくこれだけの物を購入したなぁ。しかし切りがないよぉ。今回はここまでで、残りは盆休みにでもしようかな。
…で結構面白い物が出てきたので、そのうちいくつかを紹介してみる。
まず、タニス・リーのファンタジーが2冊。読みたい読みたいと思っていたが、両方ともすでに絶版のため諦めていたものだ。まさか、この2冊が出てくるとか。読んだ記憶どころか、買った記憶もないよぉ。そんな訳で、さっそく今夜から読んでみることにする。
次が、最近まったく見かけない神月摩由璃の作品。彼女の作品はこれ以外、数冊しかないのでかなり貴重だ(当然、両方とも現在は絶版)。しかし、はやく「リュスリナの剣」の続きを書いてほしいです。
最後は「姫巫女」。今で言うライトノベルの走りのような作品。結構好きな作品で、これを読んで、舞台となっている大分県の姫島に旅行に行ったくらいだから。当然、この作品も現在は絶版状態(つーか、覚えている人が少ないかも)。
録画していた「天才ダビンチ伝説の巨大壁画発見!」を視聴。
モナリザの本来の色彩は以前から知っていたけど、他はすべて初見だったので、興味津々だった。壁画「アンギアリの戦い」は、何とか日の目を見て欲しいものだ。あとモナリザは現在のものより、元の色彩で眉を復元した本来のもののほうが好きだな。
今日のアニメ
・仮面のメイドガイ #4「ヒモとボイン」…相変わらず、おバカで楽しい。
・ブラスレイター #2「栄誉の対価」…まったく面白くなくなったなぁ。視聴中止。
今日のドラマ
・柳生一族の陰謀 #1「将軍毒殺」
裏柳生口伝に曰く、戦えば必ず勝つ。
これ兵法の第一義なり。
人としての情けを断ちて、
神に会うては神を斬り、仏に会うては仏を斬り、
然る後に、初めて極意を得ん。
かくの如くに、行く手を阻む者、
たとえ悪鬼羅刹の化身なりとも、
あに、遅れをとるべけんや。
う~っ、カッコイイなぁ。今日からBSフジで始まったので、視聴することにした。何回か観たことはあるが、実はすべてのエピソードを観たことがない。そんな訳で今回、すべてを補完しようかなと。内容は権力争いで、最近の時代劇のような甘さなど一切ない。主人公側である柳生側のほうが、やっていることが結構エグイのが面白い。今回は無名時代の真田広之が出演。なんと#1で爆死してしまった(笑)。現時点では十兵衛は両眼だが、次回で烏丸に片眼を潰されるようだ。
今日の映画
・モモ(西ドイツ/イタリア/1986年)
派手さが一切ない映画なので、ハリウッドの派手さだけが取り柄の映画だけを観てる人には物足りないかもしれない。だが、これはファンタジー映画の傑作だ。時間がないほど働き生活する現代人。そのため人々の生活は確かに裕福になり、人々は小奇麗になっていく。だがそれって本当に幸福なことなんだろうか…って言うのがこの映画のテーマ。これはまさに現代のテーマである。実際、現実も確かに物質的には満たされているが、時間に追われ、人々のストレスは貯まる一方だし、人間らしさもどんどんなくなっていってる。メディアに良いように操作され、画一化された無個性の人間しか出てこない。そう言う風刺を描いた素晴らしい作品だ。現代人には必見の作品(本当は原作を読んだほうがいいのだろうが)。
魔窟と化した押入れの整理をやったけど、とても1日じゃ終わらないよぉ。まぁ連休中に終わればいいけど。
今日のアニメ
・マクロスFRONTIER #4「ミス・マクロス」…#4になっても、作画レベルもテンションも一向に落ちないよ。しかも戦闘シーンのスピード感と迫力は、今までの中も最高に凄いかも。やっぱ、このアニメは傑作だ。ところで今回の挿入歌は、なんと「私の彼はパイロット」だよぉ。さすがに飯島真理に比べたら落ちるものの、これはこれで良い。
今日の映画
・リリス(アメリカ/2006年)
悪魔召喚ものと殺人鬼ものを合わせたようなホラー映画。召喚するものがリリス(※)と言うのが、ちょっと新鮮。被害者に淫夢を見せ、殺害すると言うパターンだが、これがまったく面白くない。特にストーリーに凝っているわけでもなく、かと言って演出が優れている訳でもない。ただダラダラと話が進むだけ。ラストの解決法も呆気ないというか、安易と言うか。大体、普通の山小屋を寄宿舎と言ったり、先生2人と生徒5人で学校と言ったり、リアリティがないにも程がある(低予算云々の問題でない)。まったくのダメダメホラーだった。(※アダムの最初の妻であり、夜の魔女と言われる魔物(女神と言う説もあり))
・ボルケーノ(アメリカ/1997年)
久しぶりに再見したけど、やっぱ文句なしに面白かった。この年、「ダンテズ・ピーク」と共に火山をテーマにしたディザスター・ムービーのひとつだが、これはホント大傑作だ。何よりも大都会での火山噴火と言うアイデアが良い。だから当然、それらの映像とその際のパニックシーンが最大の見せ場になるわけだが、これが相当に楽しい。爆破する車、炎上するビル、都市に降りそそぐ火山岩、道路や地下道を流れる溶岩などなど、スペクタクル映画はこうでなくちゃ…って感じの映像満載だ。そしてもうひとつのこの映画の良いところは、バカな製作者だったら出すであろう無能な上司や悪人をひとりも出してないところだ。だからこそ、災害時の状況や対策を丁寧に描くことが出来、くだらないドラマに捕われることなく、映画を楽しむことが出来るのだ。そして人種や年齢や職業と問わず、街の人々が協力して、災害に立ち向かっていく姿が実に感動的だ。だから、ディザスター・ムービーであるにも関わらず、清々しいラストを迎えることが出来るのだ。
・怪猫五十三次(大映/1956年)
怪談ものに多いお家騒動もので、途中から当然のように怪談ものになる。怪談シーンは特に新鮮味はないものの、そこそこ怖い。そしてラストで怪談と見せかけて、実は…っと言う展開になる。最後のどんでん返しも特に驚くほどのものでなく、予定調和的なもの。全体的に良くも悪くもない水準作と言ったところか。