真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・DSiウェア「あなたの楽々エレクトリックギター」
これは面白そう。購入しようかな。価格も200DSiポイントと安いし。
今日のアニメ
・荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 9BRIDGE×2
・うた∽かた #1「邂逅の初夏」&#2「近接の夜空」…再挑戦。
今日のドラマ
・事件記者コルチャック #3「満月に出る狼男の恐怖」
ヴィンセントの代わりに、船旅の取材をすることになったコルチャック。その船に、腕に傷がある男が乗り込んでいた。やがて、船内で狼の仕業と思われる惨殺事件が起こる。…狼男もの。ただ特にストーリーが凝っている訳でもないし、誰が狼男なのかも分かっているので、ホラーとしては少々食い足りない。それより、船長の服から銀のボタンをちょろまかして、船室で銀の弾丸をコソコソ作るコルチャックの行動の方が面白い。あと、結局狼男が退治されたのか、はっきりしないラストも良い。(実質#5)
もう、あと2日で12月だよ。1年が早いなぁ。
今日のアニメ
・心霊探偵 八雲 #9「つながる想い~光~」
・スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ2 #9「囚われたジェダイ」
今日の映画
・死霊の棲む森(アメリカ/2007年)
ホラーと言うよりは、心霊を題材にしたミステリー。雰囲気も悪くないし、ラスト近くの展開もそれなりに面白いし、真相も結構意外。ただ如何せん、地味過ぎる。雰囲気だけで怖がらせようとする方向性は良いと思うが、あまりにも演出力の無さ&地味さで、観ていて飽きてしまった。第一、出演者の大半がガキと言うのも、説得力がなさ過ぎる。TV放送なら良いだろうが、とても劇場で観るほどの作品ではない(だから日本では劇場未公開になったんだろうけど)。
「不思議の国トリプレット(上)(ティモシイ・ザーン/ハヤカワSF文庫)」、読了。
惑星トリプレットの古代遺跡にあるトンネルは、別の並行世界へと通じていた。星間政府はこのトンネルの無断使用を禁じていたが、はねっかえりの女子大生ダナエは金持ちの父親のコネで立ち入りの許可を手に入れた。ダナエはベテラン案内人のラヴァジンを雇い、異世界へと赴くが。
異世界冒険ファンタジーだが、世界設定が詳しく書かれてないので、読んでいて戸惑う。そんな訳で、ちょっと説明する。トリプレット(TRIPLET)と言うのはその名の通り、三つ組の意味。要は三つの並行世界が隣接した世界なのだ。ひとつは「二十世界」に属し、我々の世界に近い「スレッシュオールド」、もうひとつは一見中世風の世界だが、科学が極限まで発達し、魔術と見分けがつかなくなった「シャムシール」、そして、もうひとつが完全な魔法世界で、普通に精霊や魔法が存在する「カリックス」。この設定が面白く、その辺りを理解するまで少し苦労するが、ハマればとことんハマる作品なのだ。実際私も途中から、楽しくて仕方なく、読み止める事が出来なかった。当然、ストーリー展開もサスペンスも上質だ。そうそう、ラスト近くで隠された世界設定が分かるのもかなり気に入っている。
ただ問題は主人公のダナエで、はっきり言って、相当に嫌な女だ。超我がままで自己中、どんな状況でも自己流を通すし、親身になっても食ってかかる。しかも、この世界に来たのが親から子供扱いされるのが嫌だ…からときた。これでは面倒をみるラヴァジンが可哀そうだと言うもの。今で言うツンデレと言えない事もないが、ちょっとねぇ。この辺りの性格が下巻でどう変わるか興味があるが、現時点では同情の余地なし…ってところ。まぁ、この辺りが気に入らないが、それ以外は実に楽しい小説だった。
今日のアニメ
・ぬらりひょんの孫 #21「七分三分の盃」…いつも思うんだけど、この作品の声優の豪華さには驚くなぁ。
・刀語 #11「毒刀・鍍」
・それでも町は廻っている #4「呪いの方程式」…歩鳥が段々バカになる(笑)。実際、苗字と名前の頭文字をとると「あほ」だし(笑)。それに伴い、杉田数学教師もバカになってきている気が(笑)。
今日の映画
・ザ・セルラー(スウェーデン/2003年)
幽霊屋敷ものだが、直接的な怪奇現象は一切起こらない。画面の横や奥をちらっと横切る人影や、奇妙な音(ラップ音)だけで怖がらす、ある意味正統派の心霊映画だ。そう言う部分ではJホラーの近いし、たぶん影響を受けているだろう。ただ、それを行うには演出力が伴ってなく、全体的に退屈な作品になってしまった。方向性は良かったんだけどね。もっとも、闇の描写(光源がなくなると、まったく何も見えなくなる)も優れているし、心霊現象よりその影響で狂っていく人間を描いているのも面白いし、原因をはっきりさせないで終わるのも薄気味悪くて良い。つまり、決して悪い映画ではない。
・4匹の蝿(イタリア/1971年)
ダリオ・アルジェントの初期のサスペンス映画の一本だが、今までリバイバルもソフト化もされなかった。そんな訳で、37年ぶりに陽の目をみたことになる。当然、私も初見だ。…で、本作の感想だが、タッチ的には「サスペリア2」に似ている。ただ、あれほど緊張感がないし、サスペンスも薄い。はっきり言って、あまり面白い作品ではなかった(途中で飽きてしまった(笑))。まぁ、ファンでなければ、わざわざ観る必要のない作品だろう。…とは言うものの、被害者の網膜に4匹の蝿が映っていた理由は個人的に結構面白かった。
現在、DSiのダウンロードソフト「RPG脱出ゲーム」をプレイ中。内容はRPG+脱出ゲームって感じ。とりあえず、B1Fはクリアしたが、う~~~んイマイチかな。RPGとして見ても、脱出ゲームとしても見ても中途半端。なんか、クリアせずに途中で飽きてしまう気がする。
今日のアニメ
・とある魔術の禁書目録Ⅱ #8「大覇星祭」…上条当麻って、不幸じゃないよなぁ。色々な意味で羨ましい(笑)。
・おとめ妖怪 ざくろ #6「ゆきて、事々と」…デレ寸前のざくろが可愛すぎ☆
・ケロロ軍曹 #342「ケロロ 誕生!新必殺技! であります」
・ARIA The ORIGINATION #8「その 大切な人の記憶に…」&#9「その オレンジの風につつまれて…」…#9はアリスがプリマになるエピソード。このエピソード、かなり好きです。今回も観ていてうるうるになってしまった。
今日の映画
・パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT(プレシディオ/2010年)
日本製のフェイク・ドキュメンタリー。タイトルが「パラノーマル・アクティビティ」となっているが、同作とは全くの別もの。単に「パラノーマル・アクティビティ」を真似て製作し、勝手に同作のタイトルを付けたもので、まったくのパクリ映画だ(ちなみの、本家のPART2は来年に公開予定)。だがやっている事はまったく同じで、節操がないと言うかなんというか。しかも役者が普通に芝居しているし、怪奇現象も映画的なドラマチックさで起こるので、フェイクと分かっていても興ざめしてしまう。ただ面白いのはラスト近く、完全に開き直って(フェイクと言うのを無視して)、普通のJホラーになってしまうところだ。そんな訳で、ごく普通にホラーとして楽しめ、本家のようにもどかしい思いをしないですむ(これが良いのか悪いのかは別にして)。要は平均点のJホラーっと言ったところかな。
「宇宙のスカイラーク(エドワード・E・スミス/ハヤカワSFシリーズ)」、読了。
リチャード・シートンは、偶然発見された廃液が銅の原子エネルギーを瞬間的に解放する事は知る。これをもとに、友人のクレーンと共に宇宙船の開発を始める。ところが、この事を知ったデュケーンにその秘密を奪われ、更に恋人のドロシイも誘拐されてしまう。
スパースオペラの古典的名作…って言う事で読んでみたが、さすがに今となってはツライ出来。展開も科学考証もむちゃくちゃ。まぁ、「そんな速度で走れるはずはないよ、マート。E=M×Cの二乗だよ」、「アインシュタインの理論はしょせん理論にすぎんのだよ、ディック。この距離は観測された事実じゃないか」なんて言う対話が出てくるから(言い切ってしまうところが凄い(笑))、科学考証に関しては初めから無視するつもりだったのでしょうが(笑)。後半、異世界冒険もののような展開になるが、こちらも今となってはあまり面白くない。あくまでも古典と言う事で。
今日のアニメ
・Pandora Hearts #21「純白のくろ」(再見)
今日のドラマ
・ヒッチコック劇場(第2シーズン)
#51「独り舞台」
俳優のグリフィンは、かつての恋人のダイアナと再会する。ダイアナは現在、大金持ちのジャスティンと結婚していた。ふたりはジャスティン殺害を計画するが。…皮肉なラストは悪くないが、全体的にイマイチ。
#52「殺しの依頼人」
心理学教授ジェームズは研究のために、配偶者を殺したい人に機会を与えるという広告を新聞に載せる。すると、広告を見た殺し屋から連絡が入る。…すっ呆けたユーモアの一遍(特にラストのオチとか)。ただ、あまり面白くない。
#53「鏡の中の他人」
人妻のヘレンが弁護士に、兄の元婚約者のドロシーから脅迫を受けていると相談を持ちかける。ヘレンの話では、ドロシーは結婚の破談をヘレンのせいだと思っている…っと言うのだが。…一見、脅迫を題材にしたサスペンスのようだが、結構意外な真相が示される。これはなかなかのもの。
「影のオンブリア(パトリシア・A・マキリップ/ハヤカワ文庫FT)」、読了。
世界で一番古く、豊かで、美しい都オンブリア。このオンブリアの大公ロイス・グリーヴが死んだ。それを機に、彼の大伯母ドミナ・パールが宮廷を我が物にしようとする。まず手始めにロイスの愛妾リディアを宮廷から追い出すが。
とにかく、オンブリアと言う都の設定が面白い。地上は古い歴史を持つ現実の都、一方、その地下に広がるのが過去の夢が積み重なった影の都。つまり、現在と過去が入り混じった世界なのだ。これだけ面白い設定なので、地下の世界の探索と謎解きが中心の物語だと思っていた。ところが、ところが、ストーリーの中心はあくまでも、宮廷での陰謀劇と、相対する二つの世界の対立の物語だった。確かに探索シーンもあるが、ホンの僅か。つまり、読んでいてちっともワクワクしないのだ。またストーリー展開もパッとしないし、ラストもイマイチだった。初期の「妖女サイベルの呼び声」は面白かったが、それ以外は彼女、これっと言う作品がないなぁ。
今日のアニメ
・そらのおとしもの f ≪フォルテ≫ #8「空に響く天使達(ウタヒメ)の声」…珍しく感情を露わにするイカロスが新鮮。ところで、ED曲が「踊り子」ですかぁ。実は、忘年会のカラオケ大会のときの私の持ち歌だったりします(笑)。今は、もう歌いませんが(笑)。
今日のドラマ
・事件記者コルチャック #2「恐怖の切り裂きジャック」
風俗店に勤める女性が惨殺される事件が連続して起こった。しかもこの犯人は、4階のビルから落ちても、弾丸を受けても傷一つ付かない。…一見サイコサスペンスのようだが、犯人の不死身っぷり、そして嘗ての切り裂きジャックと同一人物と言うSF的設定で、如何にも「コルチャック」らしいエピソード。ただストーリーの薄さ、不死身と言う設定がイマイチ生かされてないなど、少々残念な出来になっている。…とは言うものの、クライマックスに切り裂き魔の隠れ家に忍び込むシーンのサスペンス、そして何か釈然としない不気味さを残すラストなど、見所も多い。
今日の映画
・ユキとニナ(フランス/日本/2009年)
この映画のことを「少女が様々な葛藤を経て成長していく姿を描く~」っと書かれている解説が多いが、そう言う映画ではない。どちらかと言うと、等身大の少女の繊細で瑞々しい心境を描いた人間ドラマだ(成長の物語ではない)。また後半、森に入ってからが幻想的な展開になるので、ファンタジーと言って良いかもしれない。まぁ、一種の少女映画だろう。それにしても、二人の少女を演じたノエ・サンピとアリエル・ムーテルの自然体の演技が良い。…って言うか、遊んでいるシーンは素で、演技してないだろう(笑)。ただストーリーらしいストーリーがないうえに、あまりにも自然体の演技過ぎて、あまり映画を観ている気がしないのが難かな(賛否両論はあると思うが)。
「晩夏(下)(アーダルベルト・シュティフター/ちくま文庫)」、読了。
あまり気乗りしなかったけど、乗りかかった船なので読むことにした。感想は上巻のときと同じ。ラスト100頁くらいの怒涛の展開はそれなりに読ませるけど、それ以外は相変わらず面白くない。ところで解説に面白い事が書いてあったので、ちょっと引用する。…「「晩夏」と言う小説は、読まれることが少ないのに、かなり有名な小説である。(中略)なぜこの小説が読まれないのか。その理由は要するに「退屈で面白くない」からである。(中略)この長編のストーリーは(中略)「ただ一つの文」に要約される」。ハハハ、みんな感じる事は同じなんだ。
今日のアニメ
・スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- #4「DCの名の下に」
今日の映画
・パラノーマル・エンティティ(アメリカ/2009年)
怪奇現象が起こる家にカメラを持ち込んだ…って言うPOVホラーだが、明らかに「パラノーマル・アクティビティ」のパクリ。「エンティティ~霊体~」の要素も入っているが、どう見てもオリジナリティ皆無だ。しかも展開に面白みがないし、怖くないし、非常に退屈。もう、途中で飽きてしまったよ。所詮、パクリはパクリでしかないと言う事だな。