真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「白鳥異伝(上)/(荻原規子/徳間書店)」、読了。
〈勾玉〉三部作の二作目。遠子と小倶那は双子のように育った。ところが、やがて小倶那は大蛇の剣の主となる。そのため、遠子は彼を倒すために「死」の首飾りを求めて旅立つ。…っと言う和製ファンタジー。悪くはないけど、一作目よりは少々落ちるかな。まぁ、評価は下巻を読んだ後にでも。いずれにせよ、二人の運命が気になるので、すぐに下巻を読む予定。
今日の映画
・レッドソニア(アメリカ/1985年)
姉を殺し、強力な力を秘めたタリズマンを奪った悪の女王にレッドソニアが立ち向かうというヒロイック・ファンタジーで、「コナン」シリーズの番外編的な作品。アーノルド・シュワルツェネッガーもコナンとは別の役で登場。主演のブリジット・ニールセンはガタイがデカいので女戦士によく似合っている。だが、作品自体はかなり微妙。ブリジット・ニールセンを始めとして、ほぼのすべて手の役者が立ち回りが下手過ぎる。そんな訳で、痛快感がほぼ皆無。しかも、話があまり面白くない。はっきり言って、観ていて全然楽しくない。監督のリチャード・フライシャーって、嘗ては良い仕事をしていたんだがな。★★★☆☆
アサシンクリード ヴァルハラ>
・メインクエスト「戦死者の館」編、クリア。久しぶりにノルウェーに帰ると言う展開だったが、今までで一番面倒くさいクエストだった。繰り返される日常、一回死なないと進めないオーディン戦、スタンアタックで決めないと勝てないバシム戦、面白味のない現代編などなど。しかも、イベントの連続で止めるに止めれないし。それでも、最後はシグルドと和解できたし、首長と認められたし、ランヴィとの仲も認められたので、良かったけど。
・「ニーベルンゲンの歌」などのジークフリートを古ノルド語でシグルドと言うらしい。知らなかった。
今日の映画
・或る殺人(アメリカ/1959年)
妻が暴行されたので、怒った夫が犯人を射殺。果たして夫は有罪か無罪か、と言う裁判劇。内容が内容だけに、ビリー・ワイルダー監督の「情婦」と比較してしまうが、あれと比べるとかなり落ちる。「情婦」はラストのどんでん返しがホント凄かったが、こちらはどうもイマイチ。最後のある証言で弁護士側が大勝利するのだが、驚くほどではない。はっきり言って、弱い。ミステリーとしては、中の下と言ったところか。後、尺が無駄に長いのもマイナス要因。★★★☆☆
・宇宙大征服(アメリカ/1968年)
ソ連を出し抜くために、ジェミニ計画の延長で、月への片道飛行をするという話。先日観た「ファースト・マン」の元ネタと言われている作品だが、言われてみると確かにそうだな。もっとも、監督がロバート・アルトマンなので、一筋縄ではいかない。国家威信と言うくだらなさ。まさに、皮肉と毒の連続だ。しかも、本作を月面着陸の2年前に作ったというのだから凄い。ところで今回、町山智浩の解説で観たのだが、実際にロバート・アルトマンが撮影したラストは、現在観られるラストとはまったく違うものだったらしい。個人的にはロバート・アルトマンが作ったラストの方を観たかったな。★★★☆☆