真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・バリー・リンドン(イギリス/1975年)
18世紀のヨーロッパで、一人のアイルランド青年が英国貴族に成り上がっていくという話。あまりにも長い作品なので、昨日と今日、二日間かけて鑑賞する。う~~ん、映画自体はあまり私好みでないな。話は大して面白くないし、主人公にもまったく共感できないし、魅力もない。但し、一つ一つの画面はまるで絵画のように美しい。特にロウソクだけの室内描写は圧巻。さすが、完全主義のスタンリー・キューブリックだな。多分、ここだけが本作の見どころだろう。ところで、ラストの「美しい者も、醜い者も、富める者も、貧しい者も、今は皆、等しくあの世だ」の文章は、キューブリックの本作のテーマなんだろうな。★★★☆☆
↓で書いているように、今日、「ARIA」を観に行ってきた。その際、入場者プレゼントとしてコースターをもらった。開けてみて、絵柄が「灯里&アリシア」だったので、ホッとした。もう一つの絵柄の「暁」だったら、最悪だ(笑)。
そのあと、桜が見頃だと聞いていたので、ちょっと見てきた。ただ、あいにくの天気だったので、思ったほどでないのが残念だった。
今日のドキュメンタリー
・よみがえるポンペイ
今日の映画
・ARIA The CREPUSCOLO(松竹/2021年)
「ARIA」シリーズの久しぶりの新作。…なのだが、第一印象が「キャラデ違い過ぎ!」。TVシリーズの「トラゲット」の回で登場する杏、アトラ、あゆみが登場するのだが、最初、誰だか分からなかった。勿論、他の登場人物もそんな感じ。中でもアテナに至ってはほぼ別人だ。ここまで変える必要があるのかな…っと思った。ただ、過去のエピソードのときはTVシリーズのキャラデに近くなるのでホッとしたが、それでもアップのときなんかかなり印象が違う。そういう不満はあるが、内容や話に関しては、いつもの「ARIA」で文句なし、…って言うより予想以上に良かった。ラストのアリスとアテナの会話シーンなんか、うるっと来たよ。しかも、TVシリーズを観ていれば観ているほど「おおっ」となるエピソードやネタが多く、観ていてホント楽しかった。特に、アリスが飛び級でプリマに昇格するエピソードの裏話は実に興味深かったよ。そうそう、アテナの声は川上とも子死去のため、佐藤利奈が代役を務めているが、これも違和感がなくて良かった。そんな訳で、不満がない訳でもないが、非常に楽しめた作品だった。ところで、本編終了後、次回作の予告編がサプライズで流れた。少なくとも、後一作は作るみたいだな。これは楽しみ。★★★★★
・大塚康生さん死去。
うぁぁ、ショック。とにかく、大塚康生さんあっての宮崎駿だからな。
今日のアニメ
・のんのんびより のんすとっぷ #10「寒くなったりあったかくなったりした」
今日の映画
・女必殺拳(東映/1974年)
「女必殺拳」シリーズの1作目。そのシリーズの中でも本作が一番面白い。もう、何回観たことか。ブルース・リーによって起こった格闘技映画ブーム(当時は空手映画と言っていた)に便乗して出来た作品ではあるが、志穂美悦子が好演していて、実に楽しい作品に仕上がっている。しかもアクションに切れがあって、凄く痛快。やっぱ、私くらいの年代では、李紅竜は永遠のヒロインなんだよな。あと、悪役の石橋雅史の動きがやたら良いな…っと思っていたら、彼、実際に空手の有段者だったんだな。しかし、ムエタイの事をタイ式キックボクシングと言っているのは時代だな(笑)。★★★★☆