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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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MORSE-モールス-(下)(ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト/ハヤカワ文庫)」、読了。
あまり読みたくなかったが、映画版の公開が近いので(福岡では9月から)、仕方なく読んだ。…で、読んだ感想だが、思った通り酷かった。下品な描写の連続、大して面白くないストーリー展開、魅力のない登場人物などなど、いったいどこが面白いんだ?。ヴァンパイア小説としての楽しさも皆無だし、第一、いじめられっ子の成長の物語にも、異形の者との恋愛の物語にもなってない。これで本当にベストセラーになったのかね?。とても信じられない。かなり最低のホラー小説だ。なんか、映画版の方も観に行く気が失せた。

今日のアニメ
裏切りは僕の名前を知っている #18「あなたのいない世界」
Pandora Hearts #6「食い違った現在地」(再見)
HELLSINGⅣ(OVA/57分)

今日の映画
魔法使いの弟子(アメリカ/2010年)
ダンセイニの「魔法使いの弟子」の映画化かと思ったら、「ファンタジア」のエピソードの一つ、「魔法使いの弟子」の実写化だった。正確には「魔法使いの弟子」を基に、話を膨らませた作品。中盤に「ファンタジア」の「魔法使いの弟子」とそっくりなシーンもある。さて本作は基本的に、コミカルなノリ、ギャグ、ド派手なVFX、ただそれだけの作品だ。つまり、観ている間は楽しいが、観終わったら何も残らない、そんな作品だ。…っとは言うものの、クライマックスのニューヨークに巨大な魔法陣を描くシーン、そして魔法使いたちによる魔法合戦は非常に楽しかった。

ひぐらしのなく頃に 誓(ファントム・フィルム/2009年)
「ひぐらしのなく頃に」の続編。当初、観るつもりがなかったのだが、魔がさして(笑)観てしまった。原作の方も話が進むにつれ、どんどん酷く、支離滅裂になるが(私も原作、アニメ共に、あまりの酷さに途中でリタイヤした)、こちらもまさにそうなった。続編と言いながら、いきなり話がリセットされているのに、ほとんどの観客は唖然としてしまうだろう。アニメの方で「閉じた時間」っと言うような説明があったが、こちらは説明らしき説明がまったくない。これはちょっと酷過ぎる。一事が万事、すべてがこの調子。とても金を払って観せる作品じゃないよ。

まぁ原作の方も、映画版の1作目辺りまでのストーリーは考えていたが、後はまったく考えてなかったっぽい。だから、後の展開はもうグダグダ。真相も果たして考えていたかどうか。ついでに「閉じた時間」の事について少し記す。アニメ版から推測すると、バッドエンディングになると、何度でもその時間枠をやり直す。グッドエンディングを迎えると、その時間枠から解放される…らしい。ミステリーとか言いながら、これはまったくSFだ。

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