魔法の国

「セブンスタワー（3）魔法の国（ガース･ニクス/小学館）」、読了。
今回はアイニールが舞台。魔法の国が舞台のため、殆ど何でもありの状況。しかも味方になるスピリシャドウもかなり幼稚で子供っぽい。そのため、作品の子供っぽさが前2巻以上だ。なんか読んでいて脱力してしまったよ。確かに今まで行動を共にしてきた二人が別行動をとるなど、今までとは違う展開があったり、魅惑的な謎（今回の最大な謎は「死んではいないが、生きてもいない」だろう）があったり、内容自体は悪くないんだが。さすがにここまでお子様向きだとなぁ。ところで、やはりスーシンは人間じゃないんだ。

今日のアニメ
・ロザリオとバンパイアCAPU2　＃10「美少年とバンパイア」…声ですぐに正体が分かるんですが（笑）。

今日の映画
・中国の植物学者の娘たち（カナダ/フランス/2005年）
同性愛を題材にした官能ドラマ。内容が内容だけに中国でロケが出来ず、ベトナムでロケを行なったらしい。そのためか、舞台が中国に見えず、どう見てもベトナムだ。その辺りの違和感が残念だ。また題材の割に、官能さもエロスもあまり感じないもの良くない。単なるB級お色気ドラマで終っている感じだ。ところで、これはいつの時代の話だ。同性愛で極刑はあまりにも酷すぎる（観る限り、殺人罪でと言うわけでもないようだし）。第一、同性愛は罪じゃないだろう。現在の中国がどうなのかは知らないが、考えがあまりの遅れているよ。