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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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暑い、暑すぎる。もう、何もする気にならない。しかも、また明日から仕事だしぃ。

今日のアニメ
けんぷファー #3「Lilie~秘密の花園~」(再見)
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD #3「Democracy under the DEAD」…やっと学園の外に出てきたが、嫌なキャラが登場して、先行き不安。
屍姫 赫 #8「安らぎ」&#9「その胸にトキメキを」&#10「地に星」&#11「ある夜」

今日のドラマ
ザ・パシフィック #1「ガダルカナル 前編」
TVドラマでさえ、これだけ予算がかけられ、ちゃんとしたドラマが作れるアメリカが羨ましい。

今日の映画
デス・ルーム(アメリカ/日本/2006年)
映画スタジオの見学ツアーに参加した4組7人の男女が、敷地内の立ち入り禁止の館に閉じ込められる。そこで彼らが語った4つのエピソード。…っと言うオムニバスホラー。まず第1話、「THE GIRL WITH GOLDEN BREASTS」→映画の役がもらえない女優が、豊胸手術をする。…コミカルホラーって言うより、おバカホラー。手術をした胸から牙が生えて、血を吸う描写は相当にバカバカしい。しかも監督が「アルタード・ステーツ」のケン・ラッセルだと言うのが何とも。第2話「JIBAKU」→日本へ旅行に言った夫婦。その妻が奇妙な男に付きまとわれ。…要は死者につきまとわれる話で、「牡丹灯籠」に近い話。ただ死者(幽霊)とのエッチシーンが、ネクロフィリア(屍姦)っぽくて、気持ち悪い。監督がオリジナル「13日の金曜日」のショーン・S・カニンガム。第3話「STANLEY'S GIRLFRIEND」→友人のガールフレンドを寝取った男の話。…途中までどこがホラーなのか分からないが、ラストのショットでホラーであることが判明する。実は個人的に、このラストのショットが結構気に入っている。大体、古い映画のフィルムって言うのが良いよね。監督はモンテ・ヘルマン。第4話「MY TWIN,THE WORM」→ある女性が妊娠するが、腹の中には胎児と共に寄生虫がいて。…って言うあらすじから分かるように結構グロテスクな話。ただ直接的な描写がないので、それほどではない。監督はジョン・ゲイター。…で、導入部とエンディング、そして各エピソードの繋ぎの話の監督が、「グレムリン」のジョー・ダンテ。映画の最後のオチがアミカスプロの某オムニバスホラーとまったく同じなので、笑ってしまった(パクリと言っても良い)。さて、以上の事から分かると思うが、すべてがエロチックホラー。しかも、どのエピソードもアイデア、ストーリー、演出がイマイチで、ぱっとしない。中の下くらいのレベルかな。別に無理して観る必要のない映画だ。

陰獣(フランス/2008年)
江戸川乱歩の同名小説をバーベット・シュローダー監督が映画化。いや、日本人が作る乱歩ものより、よっぽど面白い。確かに主役をフランス人に変えたり、時代を現代にしたりと、原作から色々と変えているが、そこで展開する物語は乱歩ワールドそのものなんだよね。特に中盤のサスペンスと恐怖が素晴らしく(玉緒の家の探索、一度だけ大江春泥を見かけたと言うもの編集者の証言など)、思わず映画に引き込まれてしまう。ただ、真相解明部分の工夫のなさ、呆気ない幕切れなど、不満があるのも事実。逆に言えば、この辺りさえ、ちゃんとしていれば、大傑作になったと思う。

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