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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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輪廻の蛇(ロバート・A.・ハインライン/ハヤカワ文庫)」、読了。
一編の中編と五編の短編を収録。
「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」
探偵のランダルは奇妙な依頼を受ける。依頼人の話では、記憶がない時があるので、そのとき何をしているのか調査して欲しいと言うのだ。さっそく調査を開始するが、奇妙な出来事が次々と起こり。…ミステリータッチで始めるが、どんどん不可思議な話になっていく。詳しく書くとネタばれになるので止めるが、これって、誰もが子供のときに空想した事だよね(…だと思う(笑))。若干インパクトが弱いのがアレだが、悪くない。★★★☆☆
「象を売る男」
タイトル通り、象を売る男の話。ブラッドベリ辺りが書きそうな作品だな。ただ、どう解釈したらイイのか迷う。まぁ、ハッピーエンドだからイイけど。★★★☆☆
「輪廻の蛇」
SF史上、もっとも奇怪な作品。一種の時間テーマSFだが、タイムパラドックスの限界に挑んだ作品と言って良いんじゃないかな。オチはあえて書かないが、よくこんなアイデアを思いついたものだ。★★★☆☆
「かれら」
自分以外が違う生物だと感じる男の話。悪くないけど、少々分かりづらい。主人公の妄想だと解釈も出来るんだよな。★★★☆☆☆
「わが美しき町」
生きたつむじ風が住む町の話。ほのぼのとしたタッチはロバート・F・ヤングっぽいが、個人的にはドタバタに近い気がする。★★★☆☆
「歪んだ家」
友人が設計した家は、空間がねじ曲がった4次元の家だった。…ドタバタとも言えなくもないが、如何にもSFって感じで、個人的には結構好きだな。★★★☆☆

今日のアニメ
どろろと百鬼丸 #15「いないいない村」

今日の映画
恐怖ノ黒鉄扉(スペイン/2013年)
嘗てボイラー室に閉じ込められた少年が死んだと言うホステルで、若者たちが次々と死んでいく。…っと言う話から分かるように、80年代スプラッターホラーを意識した作品。ただ今更感が強いし、それほど面白い内容でもない。★★☆☆☆

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カロン
ロバート・A.・ハインラインと言うと
「ノヴァ爆発の恐怖」と言う作品を思い出します。
これは以前お話した従弟の家にあった雑誌(中学時代)の付録。
エスパーになった男がエスパー仲間と一緒に地球を救う話でした。
(説明に成ってない!!)

あと、これは未読なのですが「月を売った男」と言う作品が読みたいです。
これはあの「陸奥地獄地震」の時、亡くなった人たちの魂を送っていた
「カロン」を調べていたら見つけました。

こんな曲もあります。(ご存知かも…)
https://www.youtube.com/watch?v=CU_qAatqvcs
ダムダム人 2015/09/09(Wed)12:30:59 編集
Re:カロン
>「ノヴァ爆発の恐怖」
>「カロン」
知らない作品です。今度調べてみます。ちなみに、私が読んだハインラインの作品は、「ルナ・ゲートの彼方」、「夏への扉」、「メトセラの子ら」、「異星の客」、「天翔ける少女」、「宇宙の孤児」、「月は無慈悲な夜の女王」、「悪徳なんかこわくない」、「地球の緑の丘(短編の方)」くらいですかね。あと、「宇宙の戦士」は未だに積本になってます(笑)。

>「月を売った男」
私も未読です。
今度、図書館で探してみます。
九月風 2015/09/10(Thu)22:48:45 編集
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