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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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「なんでもベスト3」の4回目。今回はホラー小説。今回も海外の作品だけ。どうも、国内産に印象的な作品がないんだよなぁ。

・吸血鬼ドラキュラ ブラム・ストーカー
・吸血鬼カーミラ シェリダン・レ・ファニュ
・黒衣の女 スーザン・ヒル

吸血鬼ものが2つも入るところが、如何にも私らしい(笑)。「吸血鬼ドラキュラ」は吸血鬼もの傑作であると同時に、本格派ホラーの傑作。しかも、その迫力は半端じゃない。これほどのホラー小説は、もう二度と生まれないかも。「吸血鬼カーミラ」は「吸血鬼ドラキュラ」と対をなすと言っても良い作品で、「吸血鬼ドラキュラ」の絶対的な怖さと違い、妖艶な作品。闇の妖しさと言うか。勿論、怖い作品でもあるが。「黒衣の女」は前二作とは違い、幽霊話。西洋怪談の傑作。怖さでは、前二作以上。ところで、超有名な作品なのに未読で、気になっている作品がある。それはメアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」。どうも医学ホラーは苦手で今まで敬遠していたが、本作はどうもゴシック小説でもあるらしいので、ちょっと気になっている。機会があったら読んでみようかな。

今日の映画
マン・オン・ワイヤー(イギリス/アメリカ/2008年)
1974年。世界貿易センター・ビルのツインタワー間を綱渡りしようとした大道芸人フィリップ・プティ。その空前絶後の計画を描いたドキュメンタリー。実は以前、この映画の予告編を映画館で観て興味を持ったが、まぁ映画館で観るほどではないだろうと思っていた。そんな訳で今回、wowowで放送されたので、観ることにした。…で感想だが、なかなか面白かった。サスペンスたっぷりのその語り口は、何かの犯罪映画を観ているような感じでワクワクする。しかも、実際やっていることは違法行為なんだが、なんか夢があるんだよなぁ。そしてラストのメッセージ…「人生はエッジを歩いてこそ、価値がある。反骨精神を持たねば。社会の規則に慣らされることを拒み、出世を拒み、繰り返しを拒む。日々のすべての発想を真の挑戦と受け止める。そうすれば、人生は綱渡りになる」…に共感した。ただ分かってはいるんだけど、一般人の私には無理なんだよなぁ。悲しいけど。

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