忍者ブログ

真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

[2717]  [2716]  [2715]  [2714]  [2713]  [2712]  [2711]  [2710]  [2709]  [2708]  [2707

黒いカーニバル(レイ・ブラッドベリ/ハヤカワ文庫)」 、読了。
「黒い観覧車」→カーニバルにある観覧車には一つの秘密があった。…如何にもブラッドベリらしい幻想もの。内容の割に短過ぎるので、物足りない。★★★☆☆
「詩」→夫が詩を書くと、描いた事が現実になる。…幻想ものと言うよりは不条理ものか。後半は結構サスペンスたっぷり。★★★☆☆
「旅人」→セシイは寝ている間にどこへでも行く事が出来、何にでものり移る事が出来る。ある日、嫌われものの伯父が、セシイに助けを求めてきた。…まぁまぁかな。ところで、はっきりとは書いてないが、一族と言うのは吸血鬼の事だろうな。★★★☆☆
「墓石」→ある夫婦が借りている貸し部屋の真ん中に墓石があった。…怖いと言えば、怖い…のか?。怪奇ものと言うよりは、奇妙な味ものだろう。★★★☆☆
「青い壜」→廃墟と化した火星の町で、二人の男が青い壜を見つける。…まぁまぁ。★★☆☆☆
「死人」→町に自分の事を死人と言っている浮浪者がいた。…オチは誰にでも考えつく、極々ありふれたもの。あまり面白い作品ではない。★★☆☆☆
「ほほえむ人びと」→男は自分が結婚すると、家族に伝えたが。…これまた、よくあるオチ。「ほほえむ人びと」の正体は誰でも気がつく筈。★★★☆☆
「死の遊び」→子供が子供を殺すところを見て、ハワード先生は子供嫌いになった。…子供は悪魔…って言う話。特に捻ったオチもなく凡作。★★★☆☆
「時の子ら」→未来の少年少女が過去を観察に来た。…野蛮と思われていた過去の方が、実は人間らしい時代だったと言う話。何気に良い話だ。★★★☆☆
「全額払い」→地球最後の人間を保護しようとする火星人。だが、彼らは火星人に牙をむく。…だから、何?。★★☆☆☆
「監視者」→極端に虫嫌いの男がいた。…虫嫌いが書いた妄想小説のような印象。ラストは、怖いと言えば怖い。★★★☆☆
「再開」→トランクの中には、今は亡き父母兄の思い出が詰まっていた。…人生の一編を切り取ったような人間ドラマ。物悲しい。★★☆☆☆
「刺青の男」→食う為に男は刺青男になった。その刺青の生き物は何と生きていた。…ホラーの一種か。自滅していく人間の描写がスリリング。★★★☆☆
「静寂」→住めなくなった地球を捨て、害虫のような地球人がやって来た。…風刺ものか?。余韻を残すラストは悪くない。★★★☆☆
「乙女」→ショートショート。究極の愛の物語…かな?。★★☆☆☆
「夜のセット」→セットの中で行方不明の男を見つけた。…ホラーかな?。オチは悪くない。★★☆☆☆
「音」→地面の中から1年前に死んだ夫人の鼓動が聞こえてくる。…う~~~~ん。★★☆☆☆
「みずうみ」→昔、湖で一人の少女が溺れた。大人になり、故郷に帰って来た私は、その湖で…。…ホラーと心理ドラマの中間のような感じ。まぁまぁ。★★★☆☆
「巻貝」→病気で寝ている子。彼は外に出たいがママが許してくれない。仕方なく、ママから貰った巻貝を耳に当てると。…ロマンチックな話のファンタジー。悪くない。★★★☆☆
「棺」→死期の近い老人が、奇妙な棺を作っていた。…オチは途中で分かるが、結構面白い。★★★☆☆
「ダドリィ・ストーンのすばらしい死」→天才的作家が、25年前に突然筆を折った。その理由は。…良い話のような、そうでもないような。★★☆☆☆
「戦争ごっこ」→子供の頃に戦争ごっこをしていたジョニーが大人になり、戦場に向うが。…ファンタジーと言うか、幻想と言うか。本物の戦争を、ごっことする辺りは凶器を感じて悪くはないんだが。★★★☆☆
「バーン!おまえは死んだ!」→「戦争ごっこ」の続き。わざわざ、2作にも渡ってする話か?。★★☆☆☆
「児童公園」→子供を遊ばせる公園の下見に行った男。そこで奇妙な少年と出会う。…そう言うオチか。あまり面白くないな。★★☆☆☆
[総評]→久しぶりにブラッドベリの小説が読みたくなったので読んだが、これは微妙。全体的にかなりレベルが低い。「10月はたそがれの国」とかは面白かったんだがなぁ。

今日のアニメ
最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 #3「たわわな果実」…ホント空気読めないダメ兄貴だなぁ。観ていて、イラッとくる。まぁ、履き忘れる妹も妹だが。
中二病でも恋がしたい!戀 #2「海豚の…恋人契約(ドルフィンリング・ストライカー)」
咲-Saki- 全国編 #3「始動」
GO!GO!575 #2「制服もまた、ずぶ濡れで。」

今日の映画
ALIVE アライヴ(クロックワークス/2002年)
死刑囚を主人公としたサバイバルアクションだが、監獄内でうだうだ言っているだけで、ちっとも面白くない。アクションも映像で誤魔化したもので、まったく楽しくない。北村龍平も嘗てはこんな駄作を作っていたんだな(今でもそれほど変わっているとは思えないが(毒))。★★☆☆☆

拍手[0回]

PR
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
05 2025/06 07
S M T W T F S
21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
(06/20)
(06/19)
(06/18)
(06/17)
(06/16)
(06/15)
(06/14)
HN:
九月風
性別:
男性

忍者ブログ [PR]
 Template by repe