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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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のぞきめ(三津田信三/角川ホラー文庫)」、読了。
第1部は貸別荘でアルバイトをしている大学生たちが体験した恐怖談、第2部は友人の葬儀に出席した民族学者が体験した恐怖談。以上の2部構成になっている。第1部はそれほど怖くない。精々、鈴の音に追われるシーンくらいか。第2部は如何にも三津田信三らしい怖さ満載で楽しい。だが、主人公の頭の回転の悪さ、要領の悪さ、必要以上の好奇心で、読んでいてイライラ。ホラーって、読者をイライラさせてはダメだと思う。最良の判断なのに最悪の展開、これが怖いんだと思う。ところで、私が一番楽しめたのは第1部でも第2部でもなく、終章。ホンの数ページしかないんだが、ここが一番面白かった。ここで事の真相が解明されるのだが、ホーッと感心した。いつもは「ありえないだろう」と思う三津田信三の作品だが、今回はなかなかのもの。ヘタに機械的トリックを使わなかったのが良かったんだろうな。大体、恐怖の対象が、ほのぼの&愛しい対象に変わるなんて前代未聞だよ。終章だけでも読む価値がある。もっとも、最初から読まないと意味不明だろうけど(笑)。★★★★☆

今日のアニメ
ルパン三世(第4シーズン) #3「生存率0,2%」…イギリス情報員って、明らかにダニエル・クレイグがモデルだよな。
ダーティペア #24「かなりマジ?マンションは危険なアドレス」(再見)

今日の映画
オキュラス 怨霊鏡(アメリカ/2013年)
一家を破滅に追いやったのが、母親が買ってきた姿見の鏡だと確信する姉が、弟と共に調査を開始すると言うホラー映画。ショックシーンやグロ描写を出来るだけ控えて、ホラー映画本来の恐怖を描こうとする姿勢や、現代と過去を交互に描く事で真相に迫っていくストーリー展開など、評価できる部分が多い。だが如何せん、ストーリーの貧弱さや作品自体の魅力のなさが致命的。その為、全体的にイマイチの印象だ。方向性としては悪くないんだがなぁ。★★★☆☆

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