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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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舞面真面とお面の女(野崎まど/メディアワークス文庫)」、読了。
ある年の暮れ。大学院生の舞面真面(まいつらまとも)は、叔父の影面(かげとも)に呼び出しを受け、影面が住む人里離れた邸宅に向かった。そこで影面から、真面の曽祖父の遺言の解明を頼まれる。遺言には「箱を解き、石を解き、面を解け、よきものが待っている」っと言う意味不明の言葉が書かれていた。真面は従姉妹の水面(みなも)とともに謎の解明を始めるが、白い獣の面を付けた少女が現れたことによって、事態は意外な方へ。

最後の真相を読んで、唖然としてしまった。こんなミステリー、今まで読んだことがないよ。いや、果たしてミステリーと言って良いのかどうか。詳しい事を書くとネタばれになるので止すが、最後に誰もが予想してないようなとんでもない結末(&真相)にたどり着く。確かに伏線の張り方が上手いとか、遺言の謎ときが楽しくて吸引力が凄いとか、「お兄様」っと慕ってくる水面が可愛すぎる☆とか、固有名詞が多すぎて安っぽい印象を持つとか、登場人物が薄っぺらとか、感想を書くこともできる。だが、このぶっ飛んだ真相の前では、どうでもよくなる。とにかく「読んで驚け」、それだけの作品だ。ただ、その真相があまりにもトンでもな真相なので、賛否両論があるんじゃないかな。「これは反則だ」っと言うのと、「いや、こう言うのも有りだよ」っと言うのと。この辺りは完全に個人の趣向の問題なので、各自が読んで判断するしかないが、私個人としては「有りかな」って感じだった。ところで、聞くところによると、この作者の前作である「[映]アムリタ」は本作以上にぶっ飛んでいるらしい。ちょっと読んでみたい気がする。

今日のアニメ
kiss×sis #8「八月はいつもアレ」…美春、失禁キャラになってしまった。
荒川アンダー ザ ブリッジ 8 BRIDGE「第62話 ウソ」+「第63話 橋の下の社員達」+「第64話 秘書」+「第65話 ティープな関係」+「第66話 初めての…」+「第67話 一人」+「第68話 青い鳥」+「第69話 荒川一発芸予選前」
WORKING!! #5「ある風邪の日に…、いつもと違うワグナリア」…最近、ぽぷらより、まひるの方が可愛く思えてきた(笑)。

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