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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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幽霊の径(赤川次郎/角川文庫)」、読了。
ある日の夕暮れ時、16歳の女子高生・令子は白いドレスの女性と出会った。その女性はすれ違いざまに、「あなたが生まれて来たのは間違いなのよ」と囁いた。あの女性は幽霊だったのか?。その日を境に周りで奇妙事が起こり始め。

出だしは幽霊話っぽいが、必ずしもそうではない(そう言う要素はあるものの)。第一、幽霊がやたらと喋るので、まったく怖くない。ではファンタジーかと言えば、そうとも言えない。展開はミステリーっぽいが、「シックスセンス」を思い出す部分も多い。もう何が何だか。まぁ、最終的に幽霊話に落ち着くが、幽霊話と言うには語弊があるような気がする。つまり、何がやりたいのか、さっぱり分からないのだ。ストーリーも一貫性がなく、テーマもはっきりしない。終わり方も唐突だし、決着が付いてない部分もある。勘ぐれば、先の事を考えずに適当に書いていたら、こう言う作品になりました…って感じだ。おいおい、どうしたんだ、赤川次郎。これって、作品を量産し過ぎた為の、捨て駒の作品なのか?。はっきり言って、まったく面白くない作品だった。

今日のアニメ
・ドラゴンクライシス! #2「黒の襲撃」…作画、荒れ捲り。何かあまり面白くないんで、視聴中止でイイや。

今日のドラマ
女必殺拳 危機一発(東映/1974年)
「女必殺拳」の第2作目。ストーリーは違うが(設定も微妙に違う(笑))、やってる事はまったく同じ。次々と登場する武芸者と戦っていくだけの単純明快な内容。無駄なお色気シーンと、必要以上の残酷シーンも相変わらず。それにしても、出てくる武芸者が前作同様に胡散臭いなぁ。ちなみに列記すると。
・武玄流朝鮮拳法(なんじゃ、そりゃ)
・中国拳法(だから何だよ、これだけえらくアバウトだな)
・武剛流空手(動きが全然空手じゃないよ)
・台南短槍術(単なる短槍使い)
・モンゴル天空剣(もう訳が分からん。モンゴル相撲くらいにしていれば良かったのに)
・天魔流拳法(だ・か・らぁ、何なんだ)
・白眼心流居合(単なる居合抜き)
まぁその程度の作品だが、楽しい作品には違いない。アクションも前作より格段に良くなっているので、より楽しめる。あと、今回の助っ人は倉田保昭。彼、香港映画で活躍していた人なので、アクションが実に上手い(「帰ってきたドラゴン」とか、また観たい)。そんな訳で、前作以上に楽しい作品になっている。

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