真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「最後のユニコーン(ピーター・S・ビーグル/ハヤカワ文庫FT)」、読了。
この世で最も美しい生き物、ユニコーン。そのユニコーンが世界中から姿を消してしまった。ライラックの森に住むユニコーンは、蝶が残した「紅い牝牛」と言う言葉を手がかりに、消えた仲間を探す旅に出るが。
非常に美しい物語ではあるが、ファンタジーと言うよりはおとぎ話に近い気がする。昆虫や獣が喋るため、特にそう思うのだろう。そんな訳で、少しダークなものを好む私としては、少し好みから外れる作品だった。…とは言うものの、手垢のついていない美しい世界観や、おとぎ話のような美しいストーリーは必読っと言って良いほど素晴らしく、こう言うのも悪くないかも…っと思ったりする(笑)。また、どこか物悲しいラスト近くの展開も、かなり好きだ。どうのこうの言いながら、結構楽しんで読んだ作品に違いない。
今日のアニメ
・かみちゅ! #3「そんなつもりじゃなかったのに」(再見)
・スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ2 #16「封鎖線を突破せよ」
・君に届け 2ND SEASON #1「バレンタイン」…思い悩む爽子が可愛すぎ☆
今日のドラマ
・事件記者コルチャック #6「悪魔が生んだ植物魔人」
被害者が胸部を潰され、殺害される事件が続発する。現場には植物らしき遺留品が見つかるが。…南部の沼地に生息するペレマーフェイと言う怪物を題材にした一遍。一種の都市伝説ものとも言える内容だが、単に植物の怪物と言うだけでなく、その正体を一捻りしているところが良い。出てくる怪物が相変わらずチャチなぬいぐるみなのが難だが、それでも姿を見せずに、唸り声だけで近づいていくる辺りは結構怖い。特撮に頼らず、脚本と演出で見せる好編と言って良いだろう。