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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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忘れられた花園(上)(ケイト・モートン/東京創元社)」、読了。
1913年、オーストラリアの港に白いトランクを持った一人の少女が取り残されていた。港に勤める職員が彼女を見つけるが、彼女は自分の名前さえも覚えていない。仕方なく、職員は彼女を引き取り、ネルと言う名をつけて育てることにした。それから時は流れ、2005年。年老いたネルは遂に息を引き取った。そして彼女を看取った孫娘のカサンドラは、ネルがイギリスのコーンウォールに小さなコテージを持っている事を知る。

ネルの話、カサンドラの話、イザベルの話…っと、主人公を変え、時間軸を変えながら、ストーリーが進んでいく。つまり、パズルのバラバラのピースを見ているような感じの作品だ。肝心な部分に来ると、別のエピソードに変わるため、全体像が非常に分かりづらい。だが逆に言えば、ストーリーが進むにつれて、少しづつ、少しづつ全体像が見えていく感じで、実にミステリアス。また前作の「リヴァトン館」と比べたら、格段に筆力がアップしていて、かなり楽しむ事が出来た。ただ、書評にある「ダフネ・デュ・モーリアの完璧なまでの後継者」と言うのは、さすがに褒めすぎ。まだ、そこまでには達してないと思うよ。もうひとつ、ゴシックに関しては空間がそれなりに描かれているが、出来自体は今一歩。次第点…って言ったところか。…にしても、未だに本作の全体像がつかめない。そう言う意味でも、下巻が楽しみだ。

今日のアニメ
Dororonえん魔くん メ~ラめら #10「止めてくれるな、天狗さん」…今回のOPは「サンダーバード」。それにしても、今回は下ネタばかりじゃん。
ひだまりスケッチ×365 特別編 前編「2月10日 どこでも自転車」+「2月11日 うさぎとかめ」(再々見)

今日のドラマ
スーパーナチュラル #17「死を招く屋敷」
殺人鬼のような悪霊もの。だが面白いのが、ウソが一人歩きし始めると言う事。つまり、噂が変われば悪霊の性格も変わるのだ。なかなか面白いアイデアだ。

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