真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「トレジャーリポート 機械じかけの遺産」をプレイ。
トレジャーハンターものかと思ったら、「レイトン教授」シリーズに近い、…って言うよりそっくりな謎解きゲーム。あえて言えば、「レイトン教授」がクイズ寄り、本作がパズル寄りかな?。…で、そのパズルはそれほど難しくはない、だけどすぐには解けない、ちょうど良い難易度。もっとも、どのパズルも普通に解いていては絶対に解けない。何かしらの発想の転換をしないといけないので、考え方によっては歯応えがあるかも。ところで、このゲームの主人公、性格が結構悪い。…なので、レイトン教授ほど人気が出ないような気がするな(笑)。さて現在、私は第2章の途中までクリア。ちょうど、屋敷の地下室に降りて行ったところ。段々と探索の要素が強くなってきたので、最初に期待したトレジャーハンターものに近くなっていくのかもしれない。
今日のアニメ
・変ゼミ #8「幼児体型が与える特異的性質と自己成長感に関する考察」…このアニメにしては珍しく知的な(…なのか?(笑))。
・魔法少女まどか★マギカ #9「そんなの、あたしが許さない」(再見)
今日の映画
・孫文の義士団(中国/香港/2009年)
基本は歴史物語であるが、これにカンフー映画と集団群像劇の要素を加えたのはアイデアの勝利。前半、映画は登場人物たちの心の葛藤や悩みを描いていく。この辺りは退屈するんじゃないかな…っと思っていたが、然にあらず、ストーリーと脚本が良いので、まったく飽きずに楽しむ事が出来た。特にワン・シュエチー演じる商人の心境の変化(子を思う親心など)が良く描かれている。また、開幕早々、将軍率いる義士団が壊滅してしまう。このため、新たに仲間(壊滅した義士団のリーダーの娘、巨人のような少林寺僧侶、馬車人夫、博徒打ち、鉄扇使いなどなど)を集めていくになる。この過程も面白いが、これに先の群像劇が結びつき、なかなか見せる内容になっている。しかし、この辺りは何気に「七人の侍」っぽい(笑)。
さて、後半は一転して、過激な中華アクションの連続。手振れやアップの多さのため、動きが少々見づらいのが難だが、ここまでアクションが多いと見応えがある。特にレオン・ライ扮する鉄扇使いのカッコ良さは半端じゃない。鉄扇の華麗で切れの良い動きは、カッコ良すぎだ。あと、アクションは見せないものの、敵役のような感じで登場しながら、義士団がピンチのときの登場する警察署長は役得過ぎ。つまり、ストーリーもテーマもアクションも一級品の、非常に見応えのある作品だった。ただ、歴史物語と言うのが前提なので、カンフー映画のような痛快感はないし、スカっとした終わり方でもない。その辺りが欠点と言えば、欠点かな。