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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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夏至の森(パトリシア・A・マキリップ/創元推理文庫)」、読了。
祖父の葬式の為、7年振りに故郷に帰ったシルヴィア。彼女はそこで曾曾曾祖母のロイズの手記を読むことになる。一方、彼女の従弟のタイラーの前に、ウンディーネが現れる。

「冬の薔薇」の続編。続編と言っても、数世紀後の話で、当然登場人物も変わっている。僅かに前作の主人公であるロイズが手記と言う形で出てくるだけだ。実は、本作はマキリップにしては珍しく現代を舞台にしているのだ。これが読んでいて、結構新鮮。だが如何せん、話が面白くない。また、相変わらず文章を曖昧に書いているので、色々と分かりづらい。中でも展開が掴みづらいのが、最大の問題だ。やっぱ、マキリップは私に合わないのかなぁ。ただ描写の美しさも相変わらずで、こう言う部分はかなり好きなんだけど。★★★☆☆

今日のアニメ
氷菓 #2「名誉ある古典部の活動」(再見)…やっぱ面白い。真剣に見てしまう。

今日の映画
トールマン(アメリカ/カナダ/フランス/2012年)
ワシントン州の炭鉱の町コールド・ロック。この寂れた町で、最近、幼い子供が姿を消す事件が立て続けに起こっている。人々は噂する、それは「トールマン」の仕業だと。そんなある日、看護師のジュリアも息子を何者かに連れ去られる。

…っと言う不気味なストーリーが実に良い。冒頭からの異様なサスペンスや、中盤の意外な展開となかなか見せる作品になっている。だが、問題は面白味に欠ける後半の展開と、つまんねぇ真相。前半から中盤にかけて、これだけ盛り上げたストーリーを、後半で何で台無しにするかなぁ。中盤までの面白さが嘘のように、後半が盛り下がってしまう。結局、凡作サスペンスだった。★★★☆☆

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