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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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風の影(下)」を読了。やっと読み終えたよ。実はこれには訳があって、残念ながら下巻が上巻ほど面白くないためだ。何度読むのを止めようと思ったことか。上巻は謎や恐怖がなかなか素晴らしく、実に楽しい小説だった。ところが下巻になると、そう言う部分が影を潜め、もっぱら悪徳警官の不愉快な描写中心になるのだ。さらに謎の真相とも言える「手記」の部分がなんともつまらない。こんなにつまらない真相だったのかと、ガッカリしてしまった。ところがところがである。「手記」の後の、つまり小説のクライマックスとも言える部分に入った途端に、またまた面白くなるのだ。後日談もなかなか楽しいし、締めの「親から子へ、子から孫への」の描写も実に良い。まさに「終わる良ければすべて良し」って感じかな。

今日のアニメ
・マリア様がみてる #5「チャオ ソレッラ!」(OVA/最終回)…修学旅行の回。今回も小ネタが面白くて、前回同様ニヤニヤして観ていたよ(笑)。ところで新聞部も写真部もほとんど祐巳と由乃に付きっ切りで、あれでは取材にならないような気がするが(もっとも、山百合会の特集を組むつもりかもしれないが(笑))。

今日のドラマ
魔法先生ネギま! #18「ヤキ・モキ・コイガタキ!?」…このドラマ版では、影の薄いのどかちゃんだが、今回の扱いはちょっと酷かったと思うよ。

今日の映画
かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート(香港/2006年)
最近、この手の格闘技映画には編集やVFXで誤魔化すものが多いが、この作品は珍しくちゃんと格闘アクションを見せてくれる。中でもクライマックスのアクションは、なかなか楽しかった。最近の格闘技映画では、かなり上の部類だろう。ただ個人的には、もっとリアルな格闘アクションが見たかったが(「少林寺」や「カラテ大戦争」くらいのレベルで。現在では無理かな(溜息))。また、デジタル処理された映像が少々うざい。この手のアクション映画には、あまり凝った映像は逆効果と思うよ。

DOA デッド・オア・アライブ(アメリカ/ドイツ/イギリス/2006年)
メインはかすみ、ティナ、クリスティー、エレナ。つまり「DOA」のキャラによる「チャリーズエンジェル」と言ったところ。デジタル処理された映像が少々うるさいが、比較的まともにアクションしているので、そこそこ見応えはある。まぁB級アクションとして観れば、それなりに楽しめるだろう。但し、欠点の方が多すぎる。例えば、アクションと言ってもマーシャルアーツ的な動きばかりで、各格闘技の特色がまったく出てない。ザックはどう見てもムエタイに見えないし、同様にクリスティの蛇拳も、エレナの劈掛拳もまったくそれらしく見えない。中でも酷いのはバース(プロレス)とバイマン(コマンドサンボ)で、関節技の一つも使わないので、まったく別の格闘技のようだよ。つまりあまり格闘技に詳しくないアメリカの製作者がいい加減に作った映画なのだ。単に派手な蹴りだけのアクションは、如何にも頭の悪いアメリカ人向けだもんな。もうひとつは、オリジナルのキャラとのギャプがありすぎること。一番酷いのはかすみで、どこをどうすればこんなキャスティングになるんだよ。アメリカ人にとって、これが可愛いキャラなのか?。まったく日本人をバカにしているとしか思えん。ちなみにレイファンは一瞬だけ、ジャン・リーに至ってまったく出てこなかった。なんだかなぁ。

今日のドキュメンタリー
ヨーロッパ水紀行 「運河の街アムステルダム」(BS日テレ)

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