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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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偉大なる者(レイモンド・E・フィースト/ハヤカワ文庫)」、読了。
ツラニ軍との戦いが激しくなる中、公爵の息子アルサは援軍を求め、クライディーへ向かう。一方、異世界のツラニ帝国に飛ばされたパグは、才能を見いだされ偉大な魔法使いに成長。名前をミランバと変え、人々から「偉大なる者」と呼ばれるようになる。そして、戦士となったトマスは手に入れた古の鎧の力で、太古に生きていたアシュン=シュガーと交信。その為、トマスは次第に狂戦士へと変貌していく。

「リフトウォー・サーガ」シリーズ3作目。久しぶりにシリーズの読書を再開した。2作目で少々テンションダウンしていたが、本書で再び面白さを取り戻した感じだ。特にパグが異世界で、奴隷の酷い扱いに激怒し、天地をも揺るがす大魔法を使うシーンは圧巻。それは師でもあるクルガンをも凌駕する力で、そのスペクタクルシーンは凄まじい。また、王家が中心にストーリーが進行するため、非常に華やかな印象がする。そんな訳で、なかなか楽しめた作品だった。それにしてもパグ、完全にカタラの尻に敷かれているよ(笑)。

ところで、異世界のツラニ人と、パグの故郷である世界のミドケミア人は元は同じ種族だったらしい、それをトマスが交信したアシュン=シュガーが、別々の種族にする原因を作ったとのこと。つまり、この小説って、ツラニ人とミドケミア人が一つのなる話であり、アシュン=シュガーとの戦いの話じゃないかな?。まぁ、推測の域を出てないけど(笑)。★★★★☆

今日のアニメ
AMNESIA #1「I」…元は乙女ゲーか。まぁ、乙女ゲーでも面白ければ視聴するが、イマイチ好みから外れるなぁ。失った記憶を取り戻すと言うストーリーは良いんだけど。視聴中止。

今日の映画
リヴィッド(フランス/2011年)
妊婦の腹をハサミで掻っ捌くと言うアンモラルさと容赦ないスプラッター描写で話題になった「屋敷女」。その監督であるジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロの新作。「屋敷女」とは一転して、スプラッターシーンを控えめにして(実は「屋敷女」は未見の為、想像するしかないのだが(笑))、物語と映像美で見せる作品になっている。確かにスプラッターシーンがいくつかあるが、それほど大したものではない(少なくとも、ホラーをよく観る者にとっては)。あと、題材に吸血鬼やバレエを取り入れたのは良いと思うし、話自体も悪くない。ただ、全体的にイマイチかな。雰囲気が似ている「サスペリア」や「乙女の祈り」と比べても、見劣りがする。ところで、この作品をゴシックホラーと書いているものがあるが、どう見てもゴシックじゃないよね。★★★☆☆

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