真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
古い小説ばかりを読むのは、「昔が良かった」っと言っている年寄りみたいで嫌なので、私は新しい小説も読む。だが、ここ最近、ハズレてばかり。例えば、最近のSFって、ミリタリー系か、ラノベ系しかないのか。もういい加減、うんざりしたので、今後は80年代以前の作品を中心に読むことにした(たぶん、SFは80年代で終わっている)。そんな訳で、今回読んだのがコレ。
「リングワールド(ラリイ・ニーヴン/ハヤカワ文庫)」
2850年、恒星のまわりをとりまく、薄いリボン状の構築物「リングワールド」の調査に、2人の地球人と2人の宇宙人(パペッティア人とクジン人)の混成チームが組織された。だが、この「リングワールド」の巨大さは半端じゃない。半径が9500万マイル、幅が約100万マイル、表面積が地球の表面積の300万倍と桁外れ(リングは秒速770マイルで回転し、約1Gの重力を作り出す)。この想像以上に壮大な人工世界を誰が、一体何のために作りだしたのか?
以前読んだ同作家の「インテグラル・ツリー」が面白かったので読んだが、こちらもなかなかのもの。とにかく、舞台となる「リングワールド」のスケールのでかさが半端じゃない。やはりホラ話は、もといSFはこれくらいスケールがでかい方が面白いよ。しかも謎がたっぷり。後半、この謎を解いていく辺りは、ホント楽しい(一部、解かれない謎は、続編の「リングワールドふたたび」で解かれるらしい)。ただ残念ながら、ストーリー展開がイマイチで、少々退屈気味。あと、個人的は冒険ものの要素をもう少し控えても良かったと思う。
今日のアニメ
・THE IDOLM@STER #6「先に進むという選択」…竜宮小町のステージシーンが、やたらと力が入っている(笑)。
・夏目友人帳 参 #8「子狐のとけい」…以前登場した子狐の後日談。イマイチ。
・神様ドォルズ #8「神様の役割」
・ひだまりスケッチ×☆☆☆ #9「11月22日 三年生と一年生」+「5月21日 泣く女」(再見)