真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと二つの顔~(三上延/メディアワークス文庫)」、読了。
江戸川乱歩の所縁の品が入っている金庫を開ける為、その鍵と暗証番号を探す話。シリーズ4作目で、初の長編。今回は江戸川乱歩がテーマ。彼の「孤島の鬼」や「少年探偵団」や「押絵と旅する男」、更に「二銭銅貨」、「人間椅子」、「大金塊」ネタがあるので、乱歩ファンには堪らない。…なのだが、面白いかと言えばかなり微妙。たぶん、シリーズ最低作じゃないかな。やっぱ、本シリーズは短編の方が合っていると思う。また、これまでミステリアスな存在だった智恵子が登場した事もつまらなくなった原因だろう。出てくると、単なる小母さんだし。あと、内容も薄っぺらになってしまった感じだ。確かに、後半の暗号解読や、三重のどんでん返しは楽しいんだけどね。★★★☆☆
今日のアニメ
・あいうら #12「また明日」(最終回)…良い太股アニメだった。第2シーズンも、是非。
今日のドキュメンタリー
・ドイツ・ロマンティック街道
ミュンヘン(プレッツェル、ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)、ビール、シュバイネハクセ)~フュッセン(ヴィース教会、ノイシュヴァンシュタイン城)~ローテンブルク~ヴュルツブルク(レジデンツ)~ニュルンベルク
今日の映画
・籠の中の乙女(ギリシャ/2009年)
子供を溺愛する親が世間の汚れや危険から子供を守るため、彼らを屋敷から一歩も出さない…と言う話。リアリティは一切なく、寓話と言うか、非常にシュールな作品だ。…なのに性描写が過激だったりと、イマイチ製作者の意図が分からない。ストーリーや内容もあまり面白いものでもない。★☆☆☆☆