真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「白髪鬼(岡本綺堂/光文社文庫)」、読了。
「半七捕物帳」の岡本綺堂による短編怪談集。
「こま犬」→夜な夜な奇妙な声が聞こえる。やがて、その地で死人が出る。…結構不気味な話で悪くはないんだけど、タイトルがネタバルになっているのはどうかと。★★★☆☆
「水鬼」→帰省したとき、1人の女性と出会った。…やがて、この地に伝わる官女の事故死と結びついていくのは悪くないが、全体的にそれほど怖い話ではない。ただ、ラスト数行だけはゾッとする。★★★☆☆
「停車場の少女」→友人の死を告げる少女の声。…ちょっと不思議な話。特に怖い話ではない。★★★☆☆
「木曽の旅人」→小屋にやって来た男を、子供が何故か怖がる。…はっきりしたことは最後まで分からない。その為、結構不気味な話になっている。★★★☆☆
「西瓜」→西瓜にまつわる不思議な話。理由が最後まではっきりしない。その為、実に不気味だ。やっぱ、分からないほうが怖いという事だな。★★★☆☆
「鴛鴦鏡」→池で女の死体が見つかった。…話はごくありふれたミステリーとして進んでいく。ただ、事の起こりと結末がはっきりしない不思議系で、不気味な余韻を残す。
「鐘ヶ淵」→吉宗の命で水の中の鐘を見つけようとするが。…これはさすがにどうかと。二人の侍の不幸が「実は怪談かも」っと言うだけ。面白くもなんともない。★★☆☆☆
「指輪一つ」→関東大震災の報を受けて戻る途中、具合が悪くなって、ある宿屋に行く。そこで指輪を拾うが。…怖い話ではない。不思議な偶然とも言うべき話。悪くない。★★★☆☆
「白髪鬼」→弁護士の試験のとき、決まって現れる白い髪の女性。…何ヵ所も伏線らしくモノを張っているが、結局、よく分からないで終わる。リドル・ストーリーに近い感じかな。ただ、話の不気味さが半端なく、実に怖い。★★★★☆
「離魂病」→家にいる筈の妹とそっくりな女性を見かける。…これは間違いなくドッペルゲンガーだ。多分、西洋のドッペルゲンガーを翻訳したものじゃないかな?★★★☆☆
「海亀」→帰省していた妹が突然死んだ。どうやら、夜の海に婚約者と出かけたようだ。…これ、ちょっと不思議な話と言うだけで、怪談じゃないよね。確かにこういう状況になったら怖いと思うけど。★★★☆☆
「百物語」→百物語をしたら、女の首吊り死体が現れた。…って、ところで終わっていればイイものを、その正体は何かと議論するため、興ざめの展開になる。★★☆☆☆
「妖婆」→雪の夜、座り込んでいる老婆がいた。…冒頭は結構不気味なんだが、続く展開がどうにもイマイチ。★★★☆☆
The Elder Scrolls Online>
◎(ブレトン/ドラゴンナイト)
・今日もホリデークエスト「誠実な労働」をクリア。
ドラゴンズドグマ2>
・サブクエスト「聖焔に忍び寄る影」をクリア。クリアって言うか、失敗。いや、何のヒントもなしに、あの中から犯人を選ぶの無理だよ。
・後はサブクエスト「月は雲に隠れ」をクリア。そして、メインクエスト「神凪の声」を途中まで。次はドラゴン退治か。
今日のアニメ
・まったく最近の探偵ときたら #01「元名探偵 名雲桂一郎/真白の害虫退治」…こういうおバカなアニメ、大好き。ヒロインの真白もエロ可愛いし、これは視聴継続だ。
今日の映画
・天使行動(香港/1987年年)
西城秀樹主演の香港映画。当時の香港映画のアクションはマジで凄まじかったので、撮影は相当に大変だったと思う。それでもそこそこ動いているから、西城秀樹は大したものだ(多分、代役も使っているだろうが)。ただ、彼より動いているのはムーン・リーと大島由香利。特にクライマックスのアクションは圧巻。今観ても、凄すぎる。★★★☆☆
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[06/07 九月風]
[06/05 ダムダム人]
[05/24 九月風]
[05/22 ダムダム人]
[01/09 九月風]
HN:
九月風
性別:
男性