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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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さよなら妖精(米澤穂信/創元推理文庫)」、読了。
1991年4月のこと。守屋は雨宿りをするひとりの少女と出会った。少女は日本人ではない。幼さが残る黒目黒髪の彼女はユーゴスラヴィア人で、名前をマーヤと言った。宿に困っていた彼女のため、友人の白河へ旅館の住込みを頼み込む。そして、その日から彼女と過ごす謎に満ちた日々が始まった。

現在放送中の「氷菓」がなかなか面白いので、積本になっていた同作者の本作を読むことにした。読んだ感想としては、ミステリーとしての魅力が薄いなぁ…ってとこ。所々で小さな謎が提示され、それを解決する作り。これは所謂「日常の謎」と言われるものだが、同趣向を得意とする北村薫や加納朋子と比べれたら、残念ながら、かなり落ちる。「日常の謎」と言え、魅力的な謎や意外な回答は必要。だが本作にはそれがないのだ。つまり、あまり読んでいて面白くない。それより、本書は青春小説と言う部分に魅力があると思う。この部分に関してはなかなか良く出来ている。「ボーイ・ミーツ・ガール」としても、かなり出来が良い方だろう。だが、ラストがあまりにも○○過ぎるは、どうしたものか。もう少しどうにかした結末が出来なかったものかな。読んでいて辛すぎる。はっきり言って、私好みじゃなかった。「氷菓」も読もうと思っていたが、止めることにしたよ。

今日のアニメ
黄昏乙女×アムネジア #4「払暁乙女」…エロさより、イチャイチャがメインだったような。
這いよれ!ニャル子さん #6「マーケットの中の戦争」…クトゥルーネタより、「反省しなさい」の方が笑った。これって、水野亜美(セーラームーン)の「水でもかぶって反省しなさい」が元ネタだよね。CVも同じ久川綾だし。

今日の映画
豆富小僧(ワーナー/2011年)
原作が京極夏彦だったので、ちょっと期待したんだが、完全に子供向きだった。妖怪が主役と言っても、子供受けしそうな可愛いキャラばかりだし、ストーリーもありきたりのもの。わざわざ大人が観るほどの作品ではない。それにしても3DCGの出来が悪いなぁ。いつの時代のCGだよ…って感じ。アメリカより10年は遅れているんじゃないか。

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