真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
劇場窓口で、斎藤千和と神山健治監督の明日の舞台挨拶のチラシを貰う。なんか、まだチケット余っているっぽいなぁ。
今日のアニメ
・ロボティクス・ノーツ #3「タネガシアクセルインパクトォォォォォ!」
今日のドラマ
・スーパーナチュラル(シーズン3) #15「永遠の命」&#16「決戦の時」…#15は不死者が登場。#16はシーズン3の最終回だが、結局決着つかず。
今日の映画
・009 RE:CYBORG(Production I.G/ティ・ジョイ/2012年)
試写会で観た連中の本作の評価が悪かったので、あまり期待してなかったが、個人的にはなかなか面白かった。キャラデ、設定、アクションなどは今風に変えているが、上手くアレンジしているので、私は全然OKだったし。もっとも不満がない訳でなく、例えば、クライマックスがイマイチ盛り上がりに欠ける…とか、008の活躍がまったくないじゃん…とか、003の黒下着はさすがに(笑)…とか。だが最大の問題は「サイボーグ009」を「攻殻機動隊」にしてしまった事だろうな。さすがの私でもこれはいくらなんでもと思ったよ。たぶん、この辺りが非難の対象じゃなかったのかな。まぁ、それでも今どきの「009」としては悪くない出来だと思う。006が無駄にカッコ良かったし、003がエロ可愛かったし、ジョーを慕う女子高生がむちゃくちゃ可愛かったし(あの声優、誰?。クレジットで確認するのを忘れてた)。ところで最初、これ、まさか「天使編」?…って思った。天使の化石が出てくるし、天使を思わせる少女が時折現れるし、神のような声が(自爆テロの連中の)頭に聞こえるし。結局、まったく違っていたんだが、神山健治の頭では「天使編」だったのかもしれないな。★★★★☆
・ザ・レイド(インドネシア/2011年)
「世界最強の格闘術“シラット”炸裂!」って、そんな言葉を聞いたら、格闘技マニアの私が観ない訳にいかない。ちなみに「シラット」は、東南アジア(マレーシア、インドネシア、シンガポール、ベトナムなど)に伝わる拳法や武器術を含む総合武術のこと。無駄のない動き、急所を狙う攻撃、必ず止めを刺す…っと言った辺りは軍隊格闘のような感じで、以前観た自衛隊格闘術(確かベースは日本拳法だった筈)に非常に似ていた。残念ながら「シラット」の実際の映像は観た事ないが、その辺りから考えても、かなりリアルに作られているんじゃないかなぁ…っと考えられる。
さて肝心の映画の内容だが、最初は銃撃戦中心だが、中盤から肉弾戦中心になり、完全に格闘技映画になる。またアクション中心の映画のため、ストーリー展開が極力贅肉を落としたものになっている。これらの方向性は個人的には賛成だが、残念ながら本作はこれがマイナスに作用している。しかも、リアルに作られたが為にアクションが地味で、全体的に些か見応えに欠ける。しかし何よりも問題は、肝心の脚本があまりにもいい加減過ぎること。おかしな部分が多過ぎるし、突っ込みどころも満載だ。最後に見せる兄弟愛も取って付けたようだし、クライマックスも相当に物足りない。久しぶりに登場した格闘技映画だったので期待したが、何とも残念な作品に仕上がっていた。少なくとも「マッハ!」くらいのレベルは欲しかったな。★★★☆☆