頬をかすめていく、風の色が、いつか夏のはじまりを告げる

暑いなぁ。もう夏の暑さだよぉ。

今日のアニメ
・xxxHOLiC継　＃8「鈴音 ササヤキ」…なんか、どこかで聞いたことのある話だなぁ…って思っていたら、某映画そのままのオチだった。結局、パクリじゃん。

今日の映画
・恋（イギリス/1970年）
美しい田園風景の中で繰り広げられる思春期の少年の初恋物語。だが、この映画にはその系統の映画にあるノスタルジックさやホロ苦さがなく、あるのは現実の残酷さだ。大人の狡さがかなりエグく、こんな初恋を体験したらもう立ち直れないんではないか…って感じだ。はっきり言って、あまり好きな映画ではない。

神に会うては神を斬り、仏に会うては仏を斬り

今日のアニメ
・仮面のメイドガイ　＃10「ファインをねらえ！」…フブキさん、もう完全にエロ要員だな（笑）。

今日のドラマ
・マスターズ・オブ・ホラー2　＃12「言葉なき隣人」
閑静な住宅街に引っ越してきたデビットとセリア。だが隣の家の住人は人間の骨と生活する異常者だった。…監督は「ブルース・ブラザース」のジョン・ランディス。…にしても、ジョン・ランディスとは思えないほど酷い出来だ。観ていてちっとも楽しくないし、オチも途中で分かる。今期の中でも最低の作品だ。（★×1）

・柳生一族の陰謀　＃7「悪霊の城」
自分の叔父であり師である者を、斬りたくないのに斬る十兵衛。斬った後に流れる涙。最近の時代劇にない、救いがないエピソード。痛快感はまったくないが、このハードさは凄い。

梅雨入り

どうやら梅雨入りしたらしく、雨、雨。
鬱陶しいなぁ。

・水野晴郎さん死去
残念です。ご冥福をお祈りします。

今日のアニメ
・ロザリオとバンパイア　＃8「数学とバンパイア」…ｖｓラミア
・ドルアーガの塔～the Aegis of URUK～　＃10「夏の終わりに」
・一騎当千 Great Guardians　＃1「兵は国の大事なり」…前回よりエロエロだけど、面白いかと言えばちょっと微妙。切るかも。…にしても関羽、壊れすぎ！

福岡人向けイベント情報
・「セキレイ」先行店頭上映会
日時：6月28日（土）、14:00～
場所：コミックとらのあな 福岡店、入場無料
先着でポスタープレゼント。
http://www.toranoana.jp/info/media/080628_sekirei/

名前も知らない、世界が始まるよ

・映画「スピード・レーサー」吹替え版に、オリジナルアニメ声優が出演
「スピード・レーサー」とは日本のアニメ「マッハＧｏＧｏＧｏ」のハリウッドリメーク版だが、その吹替え版をオリジナルアニメの声優である森功至と内海賢二が吹替えるようだ。凝ってるなぁ。

今日のアニメ
・二十面相の娘　＃4「盗賊志願」…＃1を観たときはどうなるものかと思っていたが、回を重ねるごとにどんどん面白くなってきた。特に今回はかなり楽しかった。また主人公のチコが魅力的で、番組最後の「おじさん」の台詞には萌えまくる（笑）。…にしても、元々頭の切れる娘だったが、遂に護身術も習得して、もうほとんど無敵だ（笑）。
・マクロスFRONTIER　＃10「レジェンド・オブ・ゼロ」…「マクロスゼロ」ネタですかぁ。ところで唐突なモンスター登場には、違和感ありまくり。

今日の映画
・レオパルドマン 豹男（アメリカ/1943年）
豹が人間を襲うホラー…っと思わせて、実は…っと言うミステリー。展開は遅いし、真相も今となって別に珍しくもないが、恐怖シーンの演出が素晴らしい。中でも夜のお使いのシーンの怖さは半端じゃない。さすがは、「キャットピープル」、「私はゾンビと歩いた」のジャック・ターナー監督だ。決して傑作とは言えないが、なかなか楽しめる作品だ。

八人目、ソーヤー

八人目、「BLACK LAGOON」のソーヤー。
やっぱ、ゴスと言えば、この娘だよねぇ（笑）。
しかも武器がチェーンソーで、人口声帯使用で、欝病だと言う凄まじいキャラ。

泉のほとりの一角獣

「一角獣・多角獣」、読了。
ＳＦ、ファンタジー、ホラーと、色々なジャンルの作品が楽しめる短編集。しかもスタージョンの作品なので、どれも一筋縄ではいかない作品ばかりだ。個人的には「一角獣の泉」がお奨め、これは大傑作。この作品を読むだけでも、この本を買う価値がある。それ以外では、「孤独の円盤」、「反対側のセックス」、「監房ともだち」辺りがお奨めかな。以下、各作品ごとに解説をする。

「一角獣の泉」…沼のそばの村に、館に住む地主の娘リタと大人しい村娘のバーバラがいた。ある日、リタは村の青年のデルを誘うが。…今まで多くのファンタジーを読んできたが、これほど美しいファンタジーを知らない。沼地や月夜の情景、リュートで語られる歌、水を飲みに来る一角獣。どれもが絵画のように美しい。（★×5）
「熊人形」…四歳の子供と熊の人形の会話、子供が見る未来の夢。…時間テーマとも言えるし、超能力テーマとも言える。何と言っていいのか。つかみどころのない作品だ。（★×2）
「ビアンカの手」…ビアンカは醜い少女だったが、手だけは美しかった。その手に一目惚れしたランは、ビアンカとその母親がすむ家に押しかける。…奇妙な愛の物語。いや、もう奇妙としか言いようがない。（★×2）
「孤独の円盤」…海で出会った女の奇妙な話。彼女が17歳のとき、頭の上に小さな円盤が現れた。円盤の秘密を探ろうとする国家機関に追いかけられ、孤独な生活を送る彼女。だが。…一見SFのようだし、実際SFなんだが、円盤の正体が実にロマンチック。…なので、SFと言うよりはファンタジーに近いかな。ラストの暖かさも絶品。（★×4）
「めぐりあい」…レストランで偶然に知り合った女性に恋した僕。僕は彼女に声をかけるが。…恋愛小説のようなノリであまり面白くない。ところがラストでちょっとしたオチがあり、結構面白い話になる。まさに「胡蝶の夢」的な話だ。（★×3）
「ふわふわちゃん」…ランサムと、彼の愛人の飼い猫バブルズこと、ふわふわちゃんの会話。…男と猫が会話してるだけなのに面白い。特に毒満載のラストが絶品だ。（★×3）
「反対側のセックス」…公園でアベックが殺された。あまりに異常な殺人だったので、検察官に回されるが。…どういう風に異常なのかは、最後の方で説明される。結論を言えば、SFだ。…にしても、よくこんな設定を思いつくなぁ。かなり意表をつく話だ。（★×4）
「死ね、名演奏家、死ね」…俺は遂にラッチを殺した。一度目は正攻法に行って失敗した。二度目はこっそりやって失敗した。だが遂に殺した。何故俺がバンドのリーダーであるラッチを殺さなければいけなかったのか。それは…。…前半はアイラ・レヴィンの「死の接吻」のような倒叙ミステリーで、後半が妄想狂のサスペンスもの的に展開する。後半面白味がなくなるが（オチも事前に分かる）、前半は文句なく面白い。（★×3）
「監房ともだち」…刑務所に入っている俺の同室に、気味の悪い男が入ってきた。…一種のホラー。岩井志麻子の某小説にそっくりな、かなり気味の悪い話だ。（★×4）
「考え方」…人と少し違う発想を持っているケリー。そのケリーの弟が原因不明の難病になった。…呪いがテーマのホラー。まぁまぁの出来か。（★×3）
総評（★×3）

今日のアニメ
・BLACK LAGOON　＃17「The Roanapur Freakshow Circus」（再見）…シリーズ中でも、このエピソードが一番好きなんだよね。ですだよ姉ちゃんもでるし、ゴス子もでるし。

今日の映画
・ウール100％（クロックワークス/2005年）
日本を舞台にしていながら、ここまで無国籍のファンタジーが出来ると言うのが、ちょっとした驚き。だがかなりぶっ飛んだ話なので、内容がほぼ理解できない。はっきり言って、私はパスです。

水平線の終りには

7月からの新番アニメをまとめてみた。（○→視聴予定、△→チェックは行う（＃1を視聴）、×→チェックもしない、*→福岡でも地上波で視聴可能）

・ウルトラヴァイオレット:Code044 （アニマックス：7/1～＆BS11：7/12～、×）
・スレイヤーズREVOLUTION （テレビ東京：7/2他、△、*（TVQ：7/6、26:45～））
・魔法遣いに大切なこと 夏のソラ （テレビ朝日：7/2～、○（但し現状視聴不可能））
・西洋骨董洋菓子店 アンティーク （フジテレビ：7/3～（ノイタミナ枠）他、△、*（TNC：7月））
・ひだまりスケッチ×365 （TBS：7/3～＆BS-i他、○）
・ストライクウィッチーズ （テレ玉：7/3～他、△、*（TVQ：7/9、27:38～）
・Mission-E （KBS京都：7/3～＆AT-X：7/10～、△）
・乃木坂春香の秘密 （チバテレビ：7/3～＆AT-X：7/22～他、△）
・恋姫†無双 （KBS京都：7/3～他、△）
・鉄腕バーディー （テレ玉：7/4～＆BS11：7/5～＆アニマックス：7/14～他、△、*（TVQ：7/7～））
・セキレイ （チバテレビ：7/5～他、△、*TVQ：7/9～）
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 （tvk：7/5～＆キッズステーション：7/23他、△）
・ゼロの使い魔 三美姫の輪舞 （チバテレビ：7/6～＆キッズステーション：7/17～他、○）
・夏目友人帳 （テレビ東京：7/7～他、△、*（TVQ：7/10～））
・ワールド・デストラクション 世界撲滅の六人 （テレビ東京：7/7～他、△、*（TVQ：7月））
・無限の住人 （AT-X：7/13～、×）

今日のアニメ
・絶対可憐チルドレン　＃10「釜中之魚！いそげバベル２！！」…「マイティジャック」に「海のトリトン」に「北斗の拳」と、パロディ満載。子供に分かるのか（笑）。内容は密室に二人っきりと言うエロエロな展開。本当は今週で切るつもりだったんだが、時々面白い話があるから切れないよ（笑）。
・コードギアス 反逆のルルーシュR2　＃9「朱禁城　の　花嫁」…カレン、すっかりエロ要員。







・テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION　＃3＆＃4（2005年/OVA）（最終回）…＃3に登場したシルフの三人娘が可愛すぎ♪






今日の映画
・パットン大戦車軍団（アメリカ/1970年）
戦闘シーンは少ないが、何れも大迫力。ただ本作は、戦争映画と言うよりはパットンの半生を描いた人間ドラマだ。頑固者と言うよりは不器用な人間として描いているので、共感は持てる。だが今となっては時代錯誤も甚だしく、一連の行動がギャグにしか見えない。そして何よりも、このタカ派的考えは好きになれないし、良いとは思わない。劇中の台詞が、まさにこの映画を現している。「偉大なる時代錯誤」映画だ。