真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
台風の影響か、昼過ぎから雨模様。台風、このまま逸れると良いのだが。
ところで、↑のタイトルを書いたら、「嵐の素顔」が聞きたくなった(笑)。
「強い女気取るくせがついたのは、みんなそうあなたのせいよ、少し背伸びしてた♪」
今日のアニメ
・ひだまりスケッチ×365 #8「10月13日 お山の大将」…運動会の回。借り物競争のゆのっちが可愛い(笑)。
・夏目友人帳 #10「アサギの琴」…内容は悪くないんだけど、もう少しどうにかならなかったものか。もう少し話をうまく作れば、「露神の祠」以上の感動作になったものを。ただ、のとまみアヤカシは良い(笑)。
・ゼロの使い魔 三美姫の輪舞 #9「タバサの妹」…って、妹じゃないじゃん。
今日の映画
・新・片腕必殺剣(香港/1971年)
前2作のジミー・ウォングに変わって、デビッド・チャンが片腕剣士となる。この事が影響してか、前2作ような荒唐無稽さが少なくなり、シリアスでハードボイルドな作品になって、なかなか良い感じに仕上がっているだ。アクションも前2作と比べるとはるかに出来が良く、かなり見応えがある。ただリー・リンチェイなどの本物の格闘アクションを知っている者にとっては、些か見劣りがするのも事実。三節棍の扱いにしても、リー・リンチェイの方がはるかに凄いしね。ただ、時代を考えるとこれは仕方ないだろうな。
10月からの新番アニメをまとめてみた。(○→視聴予定、△→チェックは行う(#1を視聴)、×→チェックもしない、*→福岡でも地上波で視聴可能)
・伯爵と妖精(AT-X:9/28~他、○)
・とらドラ!(テレビ東京:10/1~他、△、*(TVQ:10/5 26:45~))
・キャシャーン Sins(テレ玉:10/1~他、△(但し現状視聴不可能))
・ロザリオとバンパイア CAPU2(テレビ大阪:10/1~他、△(但し現状視聴不可能))
・ヒャッコ(テレビ東京:10/1~、△(但し現状視聴不可能))
・屍姫 赫(AT-X:10/2~他、△)
・黒執事(MBS:10/2~他、△、*(RKB:10/06 26:30~))
・あかね色に染まる坂(チバテレビ:10/2~他、×)
・夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(TBS:10/2~&BS-i他、△)
・CLANNAD ~AFTER STORY~(TBS:10/2~他、×、*(RKB:10/18 26:40~))
・テイルズ オブ ジ アビス(東京MXテレビ:10/3~&BS11:10/31他、△)
・鉄のラインバレル(TBS:10/3~他、○(但し現状視聴不可能))
・地獄少女 三鼎(東京MXテレビ:10/4~他、△、*(TVQ:10/08 25:38~))
・かんなぎ(東京MXテレビ:10/4~他、△、*(TVQ:10/06 25:53~))
・とある魔術の禁書目録(チバテレビ:10/4~&AT-X :10/9~他、△)
・ケメコデラックス!(テレビ神奈川:10/4~&AT-X:10/14~他、△)
・機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン(TBS系:10/5~、×、*(RKB:10/5)
・喰霊 -零-(チバテレビ:10/5~&AT-X(無修正版):10/15他、○、*(TVQ:10/7 25:53~))
・まかでみWAっしょい!(チバテレビ:10/5~&AT-X:10/20~、△)
・今日の5の2(テレビ東京:10/5~他、△、*(TVQ:10/6 26:53~))
・スキップ・ビート!(テレビ東京:10/5~他、×、*(TVQ:10/7 26:23~))
・ヴァンパイア騎士 Guilty(テレビ東京:10/6~他、×、*(TVQ:10/9 26:48~))
・ef - a tale of melodies.(テレビ神奈川:10/6~他、×)
・黒塚 -KUROZUKA-(アニマックス:10/7~&BS11:10/11、△)
・魍魎の匣(日本テレビ系:10/7~、*?)
・CHAOS;HEAD(チバテレビ:10/9~&キッズステーション10/14~他、△)
・タイタニア(NHK・BS2:10/9~、○)
・ミチコとハッチン(フジテレビ:10/15~、△(但し現状視聴不可能))
絶対に観たい!…って言うのが、今回は少ないなぁ。まぁ一回だけ観て、その後の視聴を決めよう。数も少し減らしたいし。
今日のアニメ
・ストライクウィッチーズ #10「信じてほしい」…最終回直前のシリアスな(鬱な)展開。個人的には最終回直前だからと言って、決まったようにシリアスにする必要ないと思うけど。これって、最近のアニメの悪いところだよね。
・Mission-E #10「過去の因縁大作戦!」…回を重ねる毎につまらなくなっていくなぁ。
今日の映画
・バタリアン(アメリカ/1985年)
久しぶりに鑑賞する。ストーリーは完全に「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の続編になっているし、しかも同作のスタッフが作品にタッチしているので、ある意味正統な続編と言って良い。ただ違うのは、こちらはコミカルタッチであること。そして、走る、道具を使うっと言った最近のゾンビの元祖でもある。さて、本作は「エイリアン」のダン・オバノンが監督しているためか、かなり毒満載の映画になっている。先に書いたように比較的コミカルに始まるものの、事態は段々悪化していき、最後はキノコ雲があがると言ったブラックさで、かなり見応えがある作品になっている。毒(ブラックさ)と、ゾンビ映画本来のサバイバルさを融合させた、ゾンビ映画の傑作と言って良いだろう。
だいぶ涼しくなってきたので、止まっているゲームを再開しようかな(ゲーム機をつける、部屋がむちゃくちゃ暑くなる(笑))。
今日のアニメ
・二十面相の娘 #17「大暗室」…アクションシーンの出来が何気に良かった。あと二十面相の登場の仕方が、むちゃくちゃカッコ良かったよ。
・マクロスFRONTIER #22「ノーザン・クロス」…マクロスクォーターが反旗を翻してしまった。反逆のSMSだ(笑)。なんか「マクロス」がいつの間にか「キャプテンハーロック」になった感じだが、好きだな、こう言う展開。…にしても、「悪いが、俺は大人じゃなくて、男なんだよ」って、オズマ・リー、カッコ良過ぎだよ。
・乃木坂春香の秘密 #8「…おに~さん☆」…「銀河の歴史が、また1ページ」って、「銀河英雄伝説」ですかぁ。遊んでるなぁ、このアニメの予告。
「さわやかな9月の風のなかを空飛ぶフライパンに乗って、宇宙クジラが棲む遙かな銀河へ、巨人族が暮らす深い海の洞へと、冒険の旅に出かけてみませんか?」
…っと言うわけで、「ジョナサンと宇宙クジラ(ロバート・F・ヤング/ハヤカワ文庫)」、再読完了。
本作はヤングのハートフルな短編集。確かに名作「たんぽぽ娘」ほどの作品はないが、どれも心温まる話ばかりだ。訳者である伊藤典夫の言葉を借りれば、「彼が偏執的ともいえるほどに追い求めるテーマは。現代社会では時代おくれと思われがちなロマンチックな愛のかたちなのである。」っと言うことになる。ただ訳者も言っているが、こうした作品を生理的に受け付けない人々も一方でたくさんいるのも事実だ。だからすべての人にお勧めはしないが、好きな人は好きじゃないかな。少なくとも、私は大好きだ。
「九月は三十日あった」→ダンビーはショーケースに飾られているアンドロイドの教師を買った。彼女は髪は九月の日差しを思い出した、彼女の顔立ちは九月の日々を思い出した、彼女の声は九月の風を思い出した。だが家族はそのアンドロイドに対して反発的だった。…現代社会の軽薄さ、安っぽさ、暴力さに対する批判。今の時代にこそ読んでい欲しい好編。ラストの清々しさも良い。「魔法の窓」→不思議な青い瞳と、眩い金色の髪をした少女が、道端に絵を展示していた。絵には、草原と湖と雪を頂いた山脈、そしてびっしりと星が描かれていた。彼女は言った。「見えるんですか?、見えるのね、星が」。…ファンタジックな話ではあるが、実にもの悲しく、孤独な作品だ。ラストの一文、「そこには、・・・があるだけだった」が悲しすぎる。「ジョナサンと宇宙クジラ」→宇宙軍に入隊したジョナサンが、宇宙クジラと遭遇した。宇宙クジラは全長が1000マイル、流星群や宇宙塵を常食とし、光速を超えるスピードで移動するクジラ型の生物だ。事故が起き、ジョナサンはこの宇宙クジラに吸収されるが。…巨大生物の中にある文明世界と言うシュールな内容であるが、そう言うセンス・オブ・ワンダーより、死に行く者の悲しみやそれを救おうとする男の優しさの方が印象的なのは、如何にも彼らしい。同時に、地球を殺していく害虫のような人類への批判でもある。「サンタ条項」→ロスは悪魔に願った。「サンタクロースのいる世界にしてください」と。…らしくない毒と皮肉満載の作品。全編がスラップスティック調でコミカル。ただ現実に嫌悪感を示すラストは如何にも彼らしい。「ピネロピへの贈り物」→肌寒い風の吹く2月に、ピネロピは不思議な少年に出会った。…如何にも彼らしい作品。少年の正体は初めのほうである程度分かるが、話自体は悪くない。「雪つぶて」…小さな村に小さな空飛ぶ円盤が降りてきた。…ん~~、何と言った良いのか。評価不可能。「リトル・ドッグ・ゴーン」…酒浸りで落ちぶれた役者のヘイズは、辺境の惑星の畑で目を覚ました。彼はそこでテレポート能力を持つ子犬のような生き物、そして酒場女のモイラと出会った。…落ちぶれた役者の再出発の物語。まったくSFである必要がない話だが、ハッピーエンドになだれ込むラスト近くの展開はやはりSFでないと困る。ラストの清々しさも良い。「空飛ぶフライパン」→毎日フライパン工場で働き、人生に疲れたマリアン。彼女の前に、まるでフライパンのような小さなUFOが現れた。…人生に疲れたあなたへ…って感じの話だ。ラストのオチは結構好きだな。「ジャングル・ドクター」→医者のサリスは転移装置の操作を間違えて、辺境の惑星に来てしまった。その惑星は現在冬、大雪の中でサリスは倒れてしまう。ちょうど通りかかった酔っ払いのリンゼイが彼女を助けるが。…珍しくミステリー調の物語。まぁ結局はいつも通りの愛の物語になるのだが。ところでヒロインのサリスが魅力的。夏の砂糖きびのような黄色の髪、外見はどう見ても少女にしか見えない異星の女性。いや、堪りません(笑)。「いかなる海の祠に」→デイヴィッドは、ビーチハウスで見かけたヘレンと言う娘に一目惚れした。二人はすぐに結婚するが、やがてヘレンにある変化が起こり始めた。…「雪は断崖の頂き一面につもり、いっこうに降りやむ気配もなく、大西洋の空から舞いおりてきては、断崖のすその狭い砂浜に打ち寄せる鉛色の波に溶けこんでいた」、っと言う冒頭の描写から一気に物語に引き込まれる。また内容もそれまでの愛の物語とは少し違い、三角関係とも言うべき内容を扱っているのが彼にしては異質だ。かなり読ませる話で、お奨め。[総評]…「雪つぶて」以外は、すべて水準以上。中でもお奨めは「九月は三十日あった」、「魔法の窓」、「いかなる海の祠に」の三篇。
・べ、べつに予約しなくてもいいんだからね!
好きだなぁ、こう言うの(笑)。
今日の映画
・エディット・ピアフ~愛の讃歌~(フランス/イギリス/チェコ/2007年)
フランスの伝説的シャンソン歌手、エディット・ピアフの半生を描いた映画であるが、私は別にエディット・ピアフに思い入れがある訳でもないし、彼女の生き様に共感も出来なかった。そのため残念ながら、どうしても映画に面白さを見出すことが出来なった。ただ、あまりシャンソンに詳しくない私でさえ知っている「愛の讃歌」や「ばら色の人生」などの名曲が流れるのは良かった。あと、劇中ではあまりはっきり歌わないが、「パダム・パダム」の曲も良い感じだ。CD、買おうかな(笑)。
某所で「ゴシック小説は空間を描く」と聞いて、「なるほど、確かにそうだな」と思った。私は物語も好きだが、それ以上に空間に惹かれる。だが、この空間を描いた作品って、なかなかお目にかかれない。例えば、RPGやADVでも現在はストーリー中心のものばかりで、空間を描いたものはほとんどない。確かに物語はちょっとした才能があれば誰にでも書けるが、空間はこうはいかない(ゴシック小説がなかなか出てこないのも、その辺りに理由があるんだろうな)。それは分かるが、そう言う小説が出てきて欲しいものだ(当然、RPGやADVでも)。
今日のアニメ
・絶対可憐チルドレン #23「急転直下!奪われちゃった…!」
・コードギアス 反逆のルルーシュR2 #22「皇帝 ルルーシュ」…黒ルルーシュ、キターー!。さらに最後は黒ナナリーまで。…にしても、スザク強すぎ!
今日の映画
・嵐の孤児(アメリカ/1921年)
最近ではほとんどない大河ドラマの傑作。フランス革命の前後の物語であり、そう言う時代の中で運命にもてあそばれる姉妹の物語である。フランス革命を題材にしていることから、テーマは「自由・平等・博愛」だろう。だが単に貴族の横暴さだけを悪とはしておらず、革命後の理性を失った平民の狂気を貴族のそれ以上に描いている。つまりどっちが良いとか悪いとか言う問題ではないのだ、あくまでも一人間としての「自由・平等・博愛」なのだ。貴族と平民との問題を描きながら、通り一遍の内容にしてないのは、さすがグリフィスだ。ただ悲劇の連続がしつこ過ぎたり、後半の展開が間延びしすぎたりと、確かに映画として欠点はある。だが、この映画の素晴らしさ(面白さ)の前では、そんなこと微々たるものだろう。しかし、なんと言っても、この映画の最大の見所は実際に姉妹であるドロシーとリリアンのギッシュ姉妹の魅力だろう。とにかく、ふたりの人形のような可憐さと美しさは素晴らしすぎる。そこいらに転がっているゴスロリ写真なんて、裸足で逃げ出す可愛さだ。このふたりを観るだけでも、この映画を観る価値が十分にある。
・丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる(丹波企画/松竹富士/1989年)
嘗て丹波哲郎は「砂の小船」と言う霊界を扱った映画を作ったが、あれは死の匂いがプンプンする映画だった。だが本作は、明るい明るい。しかもほとんど分類不能な映画なので、何と言って良いの非常に困る。当然怪談やホラーでもないし、ファンタジーとも違う。あえて言うなら、ハウ・ツゥ・映画か?。死後に何が起こるか解説した映画なので、そうとしか言えない。ただ世のハウ・トゥ本が知識の宝庫と考えれば最高だが、小説としては最低なのと同様に、この映画も映画として見れば最低も良いところだ。まぁこれは解説ものの宿命なので、仕方ないのだが。もっとも、この知識が実際に役に立つかは、甚だ疑問だが(笑)。
「日本の海洋画展(北九州美術館分室)」に行ってきた。実は海洋画でなく、併催された「世界の木製帆船模型展」の方が目当てだったのだが(笑)。しかし、展示されていた帆船の模型、ホント良く出来ている。細かい部分まで丁寧に作ってあって、感動したよ。あの帆船、ひとつで良いから欲しいなぁ(…って、自分で作れよ(笑))。
・ジャグリングする初音ミク
こう言うムービー、好きだな。それにしても、帽子のシーンは可愛すぎ♪
今日のアニメ
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 #9A「芝の女王」…追い詰められた薬師寺涼子。…って感じの回かな。そんな訳で、今回は怪奇な部分はなし。
・ケロロ軍曹 #228「メルル 郵便で~す! であります」+「冬樹 パーキングエリアで一服 であります」
今日のドキュメンタリー
・キルギスと、イシク・クル湖
イシク・クル湖の怪物のこと、もう少し詳しく知りたかった。
今日の映画
・デイ・オブ・ザ・デッド(アメリカ/2008年)
ロメロの「死霊のえじき」のリメーク。ただリメークと言っても、ストーリーがまったく違う別もの映画になっている。これなら、別に「デイ・オブ・ザ・デッド」と言うタイトルと付けなくても良かった気がする。しかも出てくるゾンビが、これまたロメロ版とはまったくタイプが違う。ゾンビ映画史上、最も運動神経が優れたゾンビじゃないかな。なんせ、走る、ガラスを破る、なんて言うのは序の口で、2階から飛び降りる、天井を這う、道具を使う、中には弾を避ける奴までいる。勝てねぇ、こんな相手じゃ、絶対に勝てねぇぇぇ(笑)。(続きは[本館]で)
・シャッター(アメリカ/2008年)
タイ映画「心霊写真」のハリウッドリメイク版。ただ監督が落合正幸なので、ノリは完全にジャパニーズ・ホラー。それも最近のホラーではなく、嘗ての怪談映画のノリだ。つまり、ストーリーで見せようとするホラーなのだ。そのため、かなり地味。確かにそれなりのVFXや恐怖シーンもあるが、最近のド派手なホラーに比べたら、相当に地味だ。個人的にはこの地味さ(つまり本来の怪談の面白さ)が気に入ったが、ホラーにはもっと血を、もっとショックを、…って思っている人にはかなり退屈な映画だろう。(続きは[本館]で)