真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
以前、ここで書いた「肉面の話」の正体が判明した。偶然に見つけたのだが、その正体は楳図かずおの「肉面」。もう少しリアルな絵だったような記憶があるが、ストーリーも一緒だし、いくつか見覚えのあるコマがあるので、まず間違いないだろう。ちなみに、この作品は「楳図かずお こわい本 神罰」と言う本に収録されている(現在、入手可能)。
今日のアニメ
・真マジンガー 衝撃!Z編 #6「発射!光子力ビーム!!」…光子力ビームを撃つだけで、30分(笑)。しかし、グロイザーX、敵キャラかよ。
・初恋限定 #5「とまどいダイビング」…巨乳眼鏡っ娘の話。いや~、でかい(笑)、しかし、このアニメの男キャラ、ヘンな奴ばかりだ。
・PandoraHearts #3「迷い子と黒うさぎ」…今週は「不思議の国のアリス」っぽくて、結構好み。しかも、ダークなのが良い。
・涼宮ハルヒの憂鬱 #6「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ」(再見)
・けいおん! #4「合宿!」…今週は「きゅるりるり~ん☆、萌え萌え、きゅ~~ん☆」な澪と、「もしかして天才?」な唯が目立っていた。ただ萌えキャラと化したとき(普通のときとは別人だよ)の澪の演出が少々あざといので、個人的には少々萌えにくいのだが。あと、ギターを始めて3ヶ月で、耳コピーでアレだけ弾ける唯って、まさに天才だよ。
今日の映画
・顔のない悪魔(イギリス/1958年)
以前から非常に気になっていた作品だったが、今までまったくソフト化されなかったので、観ることが出来なかった。しかし今回の初ソフト化で、ようやく観ることが出来た。…で感想だが、これがなかなか面白い。殺人を犯しているモノの正体だが、すでにあちらこちらで書かれているし、すでに有名になっているので、ネタバレを承知で書くが、これがなんと「イドの怪物」。人間の潜在意識によって生み出された怪物で、人間の脳と脳髄を会わせてたような不気味な姿をしている。この怪物がストップモーションアニメでぐりぐり動く様は、今観ても気色悪い。これが集団で襲ってくるクライマックスのサスペンスやスリルは、かなりのものだ。モンスターSFの傑作と言って良いだろう。
・二重心臓(カエエルカフェ/2008年)
夢野久作の同名推理小説を映画化。DVDのパッケージの和服女性に魅かれて、鑑賞したが、完全にハズレだった。夢野久作なので普通のミステリーでないと思っていたし、実際、内容自体は面白かったと思う。問題は演出と演技。舞台劇のような、台詞のみで進行する作りになっているので、演出、演技共に上手くないと、非常に退屈な作品になってしまう。そして、この作品はその退屈な方になってしまった典型的な例だ。ただ会話のみで何の工夫もない演出、演技云々以前にぼそぼそと喋るため、非常に聞き取りにくい台詞。これでは面白くなるものの、面白くならない。ラストのオチなんか、如何にも夢野久作らしくて、結構好きなんだけどなぁ。残念。