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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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闇から生まれた女(上)(F・ポール・ウィルソン/扶桑社)」、読了。
夜のマンハッタン。エドとフィルの兄弟は、突然現れた女に誘われ、ベットを共にすることになった。ところが行為の途中で女は叫び声をあげ、ホテルの窓から飛び降りてしまう。警察の調べで、女はケリーと言う看護婦だと分かる。乱暴された形跡がなく、警察は自殺と考える。だがケリーの双子の妹のカーラは、この事に納得がいかない。自分の知っている清楚で真面目な姉とは、あまりにもその行動が違うのだ。やがてカーラは、ケリーの掛かり付けの医者から、彼女が多重人格者である事を聞かされる。更に、双子の姉妹であるカーラにも、別の人格が潜んでいる可能性があると言うのだ。

先日、押し入れを片付けていたとき、コミック「低俗霊狩り」と共に見つかった小説。たぶん当時、同作家の「ザ・キープ」が面白かったので買ったんだろうな。奥付を見ると、1994年。なんと、16年も寝かせていたのか(笑)。さて本作だが、やっぱ、F・ポール・ウィルソンは面白い。ストーリーの面白さとテンポの良さで、読み始めたら止める事が出来なくなって、一気に読んでしまった。何よりも凄いのは、彼らしいまったく先読みの出来ない展開。意外な展開と、意外な事実の連続。現時点では、サイコサスペンスのようだが、この先どうなっていくのか、まったく予想が出来ない。この辺りの吸引力の凄さは、実際に読まないと分からないだろうな。ホント、これほど夢中で読んだ小説も最近では珍しいよ。あと、上巻で一番印象的だったのは、何と言って「催眠術」のシーン。被検者がこちらを向いて、にや~っと笑う辺りはもうむちゃくちゃ怖い。文字だけで、これだけ怖がらす人も、ちょっといないよな。何れにせよ、早く下巻を読みたい。

今日のアニメ
荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 5BRIDGE×2「「第137話 隊長到来」+「第138話 暴かれた正体」+「第139話 熱き思いの果てに」+「第140話 大切な記念日」+「第141話 深まる真実」+「第142話 種族を超えた愛」+「第143話 荒川一発芸予選」」

今日の映画
山形スクリーム(ギャガ・コミュニケーションズ/2009年)
落ち武者の霊が眠ると言われる祠を倒したため、落ち武者の亡霊が現れる。そして亡霊に襲われた村人もゾンビになって…っと言った、竹中直人監督によるホラーコメディ。…なのだが、ホラーとしても、コメディとしても、最低の出来。ホラーとして見ても、演出がまったくなってなく、ちっとも怖くないし、VFXもTVドラマレベルの幼稚なもの。またコメディとしても見ても、くすりとも笑えない。単に頭の悪い連中が騒いでいるだけ。これで、何を観れと言うのだ。まぁ元々私は竹中直人なんて、まったく評価してないので、こんなものか…って感じだったけど。

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万聖節

櫻井孝宏の(笑)>
大原さやかにビビりまくる新井里美。笑った。

今日のアニメ
心霊探偵 八雲 #5「魂をつなぐもの~蘇生~」
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ2 #5「砲火を抜けて」…いつにもまして戦闘シーンが多い。…って言うか、ほとんど戦闘シーンだったような。

今日のドラマ
ヒッチコック劇場(第2シーズン)
#37話「命の安売り」
殺し屋が詐欺師に殺しを依頼される。殺しの相手は、どうやら詐欺師の金を使い込んでいるようなのだが。…罠にハマった殺し屋の話。出来はまぁまぁかな。

#38「落とし穴」
保安官に未亡人のローガンから、隣の様子がおかしいと通報が入る。夫婦ゲンカをしたした後、奥さんの姿を見かけないと。保安官が調べると、やはり他の人間も最近奥さんを見てないと言う。しかも、隣人は夜中に庭に穴を掘りだす始末。はたして。…何となく、「裏窓」を思い出すストーリーだが、最後に明かされる真相が予想外。いや~、騙された。そして、その後のオチが絶品。シリーズ1、2を争う傑作だ。

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ハロウィーン

野沢那智さんが死去。
野沢那智さんと言えば、アラン・ドロンの吹き替えが有名ですね。最近ではブルース・ウィリスとか、SWのC-3PO辺りですかね。何れにしても、惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈りします。

低俗霊狩り(上)(奥瀬サキ/小学館)」、読了。
押し入れから未読の本コミックが出てきた。奥付を見ると、1998年。なんと10年以上も寝かせていたのか(笑)。内容はちょっとエッチネタもある、退魔もの。主人公は拝み屋だが、ちっともそれらしくないのが笑ってしまう(←誉めてます)。短編集で、個人的に一番気に入ったのは「時の狭間」。午前2時14分に死んだ最強最悪の怨霊を相手にする話。とても立ち向かえなくて、マンションの一室に結界を張って、立て籠もる後半がサスペンス満点だ。とりあえず、下巻も出てきたので、引き続き読む予定。
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今日のアニメ
ぬらりひょんの孫 #17「気高き魂、紅に燃ゆ」
刀語 #10「誠刀・銓」
ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 後編 「6月23日~6月25日 帰っちゃった」+「7月30日 バベキュ」…今回の特別編も面白かった。来年は是非、第4シーズンを。

今日のドラマ
ヒッチコック劇場(第2シーズン)
#36「棘」
売春婦が労働者に殺された。その犯行を聴覚障害の少女が目撃した。殺人犯の労働者は、妻に残業で遅くなったと言うが。…聴覚障害の少女が如何に彼の犯行を人々に伝えるかが、作品のメイン。それが、ちょっとした犯人の行動の矛盾で、ミステリー好きにはかなり楽しい。

今日の映画
恐喝(ゆすり)(イギリス/1929年)
サスペンスより、心理描写を中心に描いている辺りは結構良いのだが、映画全体的にはそれほど出来が良いとは思えない。ただ、その後のヒッチコックの演出の特徴が垣間見れ、そう言う部分はなかなか楽しい。また、一見ハッピーエンドだが、実はアンハッピーと言うラストも良い(ヒロインの浮かない顔が、それを表している)。

クヌート(ドイツ/2008年)
母熊に育児放棄された動物園生まれのホッキョクグマのクヌート、そして北極の三つ子の小熊、親が死んだ二匹のヒグマの子。その三つの小熊の成長を追ったドキュメンタリー。特にメッセージとかはなく、ひたすらクヌートの可愛さを堪能する作品。とにかくクヌートが可愛くて、癒される。

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とりあえず、本館をリニューアルしました。まだリンクエラーとかがありますが、その辺りはボチボチ訂正していきます。

今日のアニメ
とある魔術の禁書目録Ⅱ #4「魔滅の声(シェオールフィア)」
おとめ妖怪 ざくろ #2「あか、煌々と」…#2も絶好調。今期の面白いアニメの一本だな。あと、中原麻衣の「はぁぁ~?」の台詞が最高。
ケロロ軍曹 #338「小雪 ハロウィンの日に であります」
ARIA The OVA~ARIETTA~(OVA)
ARIA The ORIGINATION #1「その やがて訪れる春の風に…」&#2「その 笑顔のお客さまは…」(再見)

今日の映画
牙狼~RED REQUIEM~(東北新社/ゴー・シネマ/2010年)
同名TVシリーズの劇場版。たぶん、TVシリーズの後日談に当たると思われる。ただTVシリーズからブランクがあるためか、アクションに切れがない。また、台詞某読みの役者が多いのに興ざめ。そんな訳で、かなりガッカリの出来だったが、それでもアクションに関しては、クライマックスで何とか嘗ての切れが戻ってきたので、それなりに楽しむ事が出来た。まぁストーリーもテーマも、それなりに良く出来ているので、決して悪い映画ではないのだが。いや寧ろ、気に入っているところも多い。その一つ目。カルマに使える二人のホラー・クルスとシオンの衣装。男のクルスは別にどうでも良いが(笑)、女のシオンの衣装がもろゴスロリ。美しい悪にはゴスロリが良く似合う。ゴスロリ大好きな私には、もう堪りません(笑)。そう言えば、出てくる魔物にもゴスロリっぽいものが多かったような。二つ目。ラスボスがもろシレーヌだったこと。しかも那須博之版「デビルマン」では胸を隠していたが、こちらはモロ出しだし(笑)。個人的には、こう言うキャラ好きだなぁ。つまり、TVシリーズほどではないが、それなりに楽しめる作品に仕上がっているのだ。

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本館は、たぶん明日、リニューアルできる筈。名前も変わりますので、リンクされている方は宜しくです。

劇場版 「ストライクウィッチーズ」 制作決定!
おおっ、これは楽しみ。

「アルカニア ゴシック 4」、Xbox 360で登場。
気になっていたゲームなので、嬉しい。楽しみ、楽しみ。

今日のアニメ
Pandora Hearts #17「懐旧の旋律」(再見)

今日のドラマ
ヒッチコック劇場(第2シーズン)
#34「電話殺人事件」
ジャニスの元を別居中の夫エドがやってきて、彼女の新しい恋人の名前を聞き出そうとする。もみ合いの末、エドは転倒して気絶してしまう。ジャニスは新しい恋人に助言を求めると。…男に溺れる女、女を利用して伸し上がろうとする男、つまり悪人の物語だ。悪が勝つラストが圧巻。しかし、ここまでハードなラストで、よくTVドラマ化が出来たものだな。

#35「探索」
図書館員のスーザンは、トムと言う少年が行方不明になっている事に気がついた。恋人の保安官と共に少年の家を訪ねるが、父親の様子がおかしい。…神隠しテーマのミステリーかな…っと思っていたら、単なる殺人鬼スリラーみたいになる。そんな訳でガッカリしていたら、ラスト近くで結構意外な展開に。決して傑出した作品ではないが、予想外の展開をするのでなかなか楽しめた。

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血のごとく赤く―幻想童話集(タニス・リー/ハヤカワ文庫FT)」、読了。
おとぎ話を元にした短編ダークファンタジー(ひとつだけ、バレエがあるが)。以下、作品ごとにコメント。
報われた笛吹き」→ネズミの神を祀る村に、笛吹きが現れる。…元ネタは「ハーメルンの笛吹き」。笛吹きは変に理屈っぽいので、原作ほど不気味さが感じられない。★★★☆☆
血のごとく赤く」→二番目の妃が王のもとにやっていた時、一番目の妃の子であるビアンカと言う少女と出会う。…元ネタは「白雪姫」。しかし、白雪姫(ビアンカ)と継母の立場が原作とは全く違うのが面白い。白雪姫の悪女っぷりが最高。そして、くるぶしまで垂らした黒い髪、雪のように白い肌、血のように赤い唇、昼間は出歩かず、十字架を恐れ…って言う描写から大体の正体は分かると思うが、その通り。つまり、完全に私好みの作品なのだ。もっとも、ラストが常識過ぎてイマイチだが。もう少しダークなラストにして欲しかった。★★★★☆
いばらの森」→王子の前に、全身黒ずくめの女が立ち塞がった。そして、女は王子に「この先に行かなければ、国を与える」っと言った。だが、王子は先に進む。やがて、すべての切れものを禁じている村に辿り着く。…元ネタは「眠れる森の美女」。同童話と同じクライマックスの再現なのに、ひたすら寒々しく、物悲しく、虚しく空虚。退廃感が非常に強い作品だ。また、茨に覆われた廃墟の描写が圧巻。ちなみに「切れもの」は糸車の針の事を指す。★★★★☆
時計が時を告げたなら」→魔女が公爵の呪いをかけようとするが、その正体がばれてしまう。魔女は彼女の娘にその後を継がせ、息絶える。娘は灰をかぶることで美貌を隠し、その機会を狙う。…元ネタは「シンデレラ(灰かぶり)」。ここに登場するシンデレラは魔女で、その悪女っぷりが半端じゃない。継母とその娘たちを欺くところは、原作の逆転劇って言う感じで、実に楽しい。「ガラスの靴」や「0時を知らせる時計」も出てくるが、すべてが悲劇に結び付くところが面白い。全体的に救いのないダークな内容と結末で、かなり楽しめた。★★★★☆
黄金の綱」→子を欲してない両親から、魔女は子を引き取り育てた。子はジャスパーと名付けられ、美しい娘に成長した。そしてジャスパーが13歳になったとき、魔女は彼女が闇の公子へ使える身である事を聞かされる。…元ネタは「ラプンシェル(髪長姫)」。まさにダークファンタジー。凄まじいまでに闇が美しく、魅力的で、読んでいるものをダークサイドに引きづり込むような作品。この短編集の中では珍しくハッピーエンドだが、実はこの終わり方も闇を称えるものだと言うのが凄い。かなり私好みの作品だ。★★★★☆
姫君の未来」→小さな国に、ジャラスミと言う姫君がいた。ある日、町の市場で男から、金の硝子で出来た珠を貰った。この球は未来が分かると言うのだが。…元ネタは「蛙の王子(かえるの王さま)」。全体的にそれほど面白い話ではないが、ダークなラストだけは絶品。★★★☆☆
狼の森」→寒い冬の日に、リーゼルは祖母のアンナに呼び出された。護衛と共に祖母の住む家に向かうが、そこは「狼の地」であった。…元ネタは「赤ずきん」。…なのだが、元ネタを上手く料理できていない。しかも、単なる人狼ものになっているのが残念だ。ストーリーもそれほど面白くない。全編を覆うゴシック小説的な雰囲気は悪くないのだが。★★★☆☆
墨のごとく黒く」→館の側の湖で、ヴィクトールは白鳥の中を泳ぐ少女を見かけた。ヴィクトールは少女の事が気になり。…元ネタは「白鳥の湖」。「ボーイ・ミーツ・ガール」的に始まるが、後半、話が混乱し捲って、イマイチ面白くない。ファンタジーとしても面白さも皆無。★★☆☆☆
緑の薔薇」→レヴィンは末娘のエスタルを異星人の許にやる命を受けた。エスタルは父親に従い、異星人の住む山に向かうが。…元ネタは「美女と野獣」。途中までこれと言って面白い展開でなかったので、わざわざ「美女と野獣」と元にして書く作品かな…っと思っていた。ところがラスト近くにちょっとした意外な展開があり、物語が格段に面白くなる。このSF的な設定が、なかなかのもの。結構、お勧め。★★★☆☆

今日のアニメ
そらのおとしもの f ≪フォルテ≫ #4「死闘! 零下1.4度の温泉(カッセン)」

今日の映画
アンドロメダ…(アメリカ/1971年)
マイケル・クライトン原作の「アンドロメダ病原体」の映画化。町を一夜にして全滅させた原因を探っていくSFだが、とにかく面白い。派手なシーンは一切ないが、原因を探っていく過程がドキドキするほど楽しい。その際に使われる化学や物理の知識量もかなりのものだ。これぞ、SFって感じだ。また映画の大半が研究所内、つまり密室で進行するため、非常に重苦しくて、緊張感がある。確かに研究所内の設備や小道具が古臭いが(特にコンピューターがアナログすぎる(笑))、そんな事が些細な事。70年代を代表するSF映画の傑作だ。

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今日のアニメ
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- #1「赤い衝撃」…#1から飛ばしまくっているなぁ。いや~、面白い。もしかしたら、前作より面白いかも。文句なく、視聴継続。

今日の映画
狼男 ダーク・サバイバー(イギリス/2009年)
要は狼男もの。ストーリーには特に目新しい部分はないが、とにかく作りが面白い。全編がドキュメンタリータッチ。最近の流行のPOVではないが、荒れた映像や手持ちカメラの映像はまさにそれ。そのため、臨場感やリアルさが半端じゃなく、かなりドキドキして観る事が出来た。また狼男を科学的な視線から見るシーンがあり、この辺りの知識量の豊富さも一見の価値がある。元がTVMなので派手な映像は期待できないが、なかなか楽しめる作品だった。

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HN:
九月風
性別:
男性

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