真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「時載りリンネ!(1)はじまりの本(清野静/スニーカー文庫)」、読了。「すべてが終わったあと、前よりも少しだけ、世界が輝いて見えたら素敵よね!」と言う言葉と、「この小説はライトノベルでないジュブナイルだ」っと言う評価を聞いて、読み始めたのだが。だめだ、こりゃ。ライトノベルもいいところの底の浅い内容だった。それにしても、オタク好みのするキャラ、萌え要素、最後は敵との戦い…と何でライトノベルはどれもこれもワンパターンなんだ。もう少し話に凝るとか、感動させるとか、予想外の展開をされるとか、何か違ったことは出来ないのか。私も結構ライトノベルを読むほうだが、はっきり言ってこれっと言った作品にほとんど出会ったことがない。素人の毛が生えたような人間を安易に作家にする出版社にも問題があるが、実力もアイデアも持ち合わせてない作家の方にも問題があるよね。このままでは、たぶんライトノベル作家のほとんどはすぐに忘れ去られるような気がするよ。
今日のアニメ
・キミキス pure rouge #1「meet again」…キャラデはかなり好きなんだが、どうもこの手の恋愛アニメは苦手だ。視聴中止。
・スカイガールズ #10「ゴーストベース」
今日のドラマ
・魔法先生ネギま! #1「マギステル・ネギ・マギ」…ハハハハ、思っていた通り最悪の出来だ。特徴のある格好をしている人以外はもう誰が誰だか分からないし(これ(↓の中央)がのどかちゃんに見えますかぁ?(笑))、皆が皆台詞棒読みの学芸会ような演技だし、デジタル合成はしょぼいし、展開が異常なほど早い(#1で原作1巻の半分くらい進んでるんじゃないか?、一見展開が早いといえば聞こえが良いけど、惚れ薬のエピソードもいつの間にか終わっていて、なんか支離滅裂な印象だ)。しかもこのシリーズ、2クールもあるんだぜ。私は最初から覚悟していたから笑ってみていられたけど、熱狂的なファンには地獄だな(笑)。ちなみに私は視聴継続しますよ。ネタとしてみる分には、これほど面白いものはないですからね(笑)。
・スーパーナチュラル #12「死神との取引」…死にかけた兄を救うために死神と契約する話。イマイチの出来。
今日の映画
・テキサス・チェーンソー ビギニング(アメリカ/2006年)
タイトルに「ビギニング」と付いてるだけあって、レザーフェイスの誕生秘話と言った内容になっている。ただ誕生秘話と言ったって、如何にシリーズ第1作目のスタイルになったかだけのもの。元々一家全員が狂っている訳だから、大して面白いものでない。肝心の恐怖も気味悪さや怖さでなく、単にイライラするだけであまり良いとは思えない。はっきり言って、まったく面白くない映画だ。ただ残酷描写に関しては、シリーズ最高のエグさで、かなり凄まじい。そんな訳でその手の映画が苦手な人は観ないほうが良いだろう。
・鬼の棲む館(大映/1969年)
愛憎劇と言うよりは、人間の奥底に潜む醜い邪な心を描いている。しかも原作が谷崎潤一郎なので、あのシーンが結構多い。そんな訳で、どうも私好みの作品とは言えない。確かに宮川一夫の撮影が素晴らしいなど、見どころはあるのだが。