真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・PS3用ゲーム「Demon's Souls(デモンズソウル)」
http://www.famitsu.com/game/coming/1220594_1407.html
これは面白そうだ。ただソニーが開発に関わっているため、Xbox360への移植は難しいだろうな。
・舞台探訪アーカイブ(地域別リスト)
http://legwork.g.hatena.ne.jp/genesis/11111111/p1
これは面白い。色々と参考になるし。
図書館で借りてきた「山尾悠子作品集成」、途中で挫折。orz
700Pオーバーのまるで辞典のような本だったので、これはすぐに読めないと思い、比較的時間の取れる正月に読破しようと借りてきた。…のだが、ダメだ、これは私の守備範囲ではない。内容的にはファンタジーと言うよりは幻想文学で、死臭、異形、終末、グロテスク、畸形などが色濃く出ている短編集だ。そう言うものは嫌いでなし、「夢の棲む街」、「月蝕」、「ムーンゲイト」はむしろ好みの話で結構楽しんで読んだ。だが途中から読んでいて、段々辛くなってきた。問題はその文章とストーリーの無さだ。硬くて読みづらい文は読んでいて疲れし(ライトノベルほど砕けろとは言わないが)、ひたすら描写のみでストーリーらしきものがないのも楽しくない(基本的に小説は物語を楽しんでいるので)。一生のうちで読める小説の量なんてたかが知れているし、他にも読みたい本はいっぱいあるので、ここは思い切って中止する方が良いだろうと判断した。まぁ気が向いたら、そのうち再読するかもしれないが。
せっかくなので、上記の3作品のコメントを。
「夢の棲む街」→夢喰いのバグが町で見かけたもの。劇場で惨殺された踊り子たち、屋根裏部屋で群れをなす天使、時間が極端に遅く進む部屋で死に行く女、地下室の人魚などなど。…ストーリーなどなく、あくまでもイマジネーションを描写するだけ。これを小説と言っていいのか、些か疑問だが、その幻想とグロテスクさを持ったイマジネーションはさすがに凄い。
「月蝕」→叡里は従姉から無理やり子を預けられる。…よくあるオチだが、悪くない。特に11歳の女の子の未成熟な色っぽさ(&怖さ)が良い。
「ムーンゲイト」→年老い死にゆく大都。領主の娘〈水蛇〉は、ある日、皮膚も血も白い「月の門の民」〈銀眼〉と出会う。…その異世界を描写した文章が素晴らしい。特にメインである水の描写は半端じゃない。つまりストーリーではなく、あくまで描写を楽しむ小説なのだ。
今日のアニメ
・とある魔術の禁書目録 #12「絶対能力(レベル6)」
・ヒャッコ #4「牛飲馬食虎食」+「虎は虎連れ」…歩巳、可愛いよ、歩巳。私も歩巳の写真、一枚(笑)