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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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今日は忘年会。ただ友達同士の忘年会なので気楽だし、会社の忘年会より楽しい。また来年も出来るとイイな。
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今日の映画
地球が静止する日(アメリカ/2008年)
1951年の同名映画のリメークだが、内容を少々変えている。オリジナル版は1時間エネルギーをとめることで、地球人に警告するメッセージ色の強いSFだったが、今回は人類は害虫なので地球から排除すると言った内容で、一種のパニック映画になっている。人類を害虫とする見方、アメリカの傲慢さ、戦うことしか考えない子供(国の教育の悪さ)など、結構個人的には好みの内容なのだが、反面欠点が多すぎる。結論が「窮地になったとき、変われる」なんて、甘い考えの自己完結で終っているだけだし、そのくせ国のトップも人類自体も最後までまったく変わっていない。これではクラトゥが命がけでやったことは何だったの…って感じだ。つまりこの映画は単に派手な見せ場だけで終った、支離滅裂な脚本のパニック映画でしかない。また、ゴート(護衛ロボット)を今回はCGで描いているが、マンガチックすぎて興ざめだ。やっぱ、名作のリメークはしないほうがイイよ。

K-20 怪人二十面相・伝(東宝/2008年)
タイトルは「怪人二十面相」となっているが、江戸川乱歩のキャラを使った別ものと見たほうが良い。…と言うのは、乱歩の原作を根底から覆すようなトリックを使っているからだ。これが結構面白いトリックで、映画でも最も肝になる部分だ(それが何かは、観てのお楽しみ)。もっとも私は初めの方で気がついたんだけどね(笑)。確かに傑出した作品とは言えないが、そこそこ楽しめる娯楽映画だ。ところでヒロインである葉子役の松たか子が実に良い。上品さとすっ呆けたユーモアを兼ね備えており、実に魅力的だ。あと、ラスト近くのシーンは「カリオストロの城」を思い出す。

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