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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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朝夕、寒いなぁ。

今日のアニメ
乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ #3「あっ、痛…」…くぎみーに、「手乗りタイガー」って言わすなよ(笑)。「天壌の劫火」って言わすなよ(爆)

今日の映画
ゴジラ(東宝/1954年)
久しぶりに再見。もう何回観たか分からないが、やはり面白かった。怪獣映画のベスト1、いや日本映画の中でも上位にランクされるべき映画だと思う。この作品以降、内外を問わず、多くの怪獣映画が作られたが、この作品を凌ぐ作品は未だ出てない。たぶん、今後も出ないだろう。演出の切れ、展開の上手さ、重厚なテーマ、シリアスなストーリー、音楽の素晴らしさ、もうすべてが完璧で文句のつけようがない。ゴジラ登場までのサスペンスと不気味さも凄いが、やはり最たる部分はゴジラの二回目の東京襲撃のシーンだろう(一回目の品川駅襲撃のシーンの構図やショットも圧巻なんだけどね)。白黒画面の持つ薄暗さが功を奏したのか、この辺りの特撮は今観ても素晴らしい。そして人間では到底敵わない存在ゴジラ。行く先には破壊と火の海のみ。迫り来る火の海の中で絶望に暮れる母と子、母親を亡くし泣き叫ぶ子供、ゴジラに無残に殺される人々、そして被爆していく人々などなど、ここまでヘビーな描写は他の怪獣映画にはない。それはあくまでも子供向きでなく、大人向きに作っていると言うことだ。そして反戦(平和を祈り、歌う乙女のシーンによく現れている)、核に限らず兵器使用の問題と科学者の姿勢など、テーマが重厚で実に良い。はっきり言って、大人向きのテーマだ。何よりも終戦直後と言う時代背景が良かった。未だ戦争の影を引きずっていた時代。だからこそ、これほどの反戦テーマが描けたんだろう。すべてに妥協しない本当の映画のプロが作った不滅の大傑作だ。

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