真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
図書館で借りてきた「墓地に建つ館(シェリダン・レ・ファニュ/河出書房新社)」、読了。
約550ページで、しかも上下段組の分厚い本だったので、読むのに躊躇した。だがこのタイトルだし、作者がレ・ファニュだし(同作家の「カミーラ」は大好きな小説)、「アイルランド19世紀ゴシック・ホラー小説の大傑作」って言うコピーだったので期待して読み始めた。しかし、いくら読んでもまったくストーリーは転がらず、無駄話がダラダラあるだけ。300ページ近くになって、ようやく事件が起こり、ストーリーが少しだけ転がり始める。…って、これ、ゴシックホラーじゃないじゃん。訳者があとがきで書いているように、ミステリー色が少しある歴史小説だ。確かにホラー的要素もあるが、ホンの僅か(ページ数にして、ホンの数ページ)。どこをどうしたら、「ゴシック・ホラー小説の大傑作」ってコピーが出てくるんだ。しかも、ミステリーとしてもさほど面白くないし、歴史小説としてもイマイチ。返却日が決まってなければ、初めの数ページで、ほっぽりだしていただろうな。期待ハズレ。
今日のアニメ
・カオス;ヘッド #2「自我 ego」…前回「lain」と書いたが、どちらかと言えば「ひぐらし」の影響が強いかもしれない。作画レベルはあまり高くないが、ストーリーがなかなか面白い。ちょっとハマリ気味(笑)。視聴継続。
・喰霊 -零- #3「邂逅砌(かいこうのみぎり)」…前回から過去に戻って、斬殺ポニテとロリっ子の話。前回までの殺伐さがまったくなくなり、ほのぼのとしたノリ。やはり、この二人がメインになりそうだ。それにしてもED曲、毎回変わるのかな?
今日のドラマ
・柳生一族の陰謀 #19「花の吉原、何かが起こる」
今日の映画
・地下鉄(メトロ)に乗って(ギャガ・コミュニケーションズ/松竹/2006年)
43歳の営業マンが地下鉄を出ると、そこは昭和39年だったと言うSFファンタジー。だがSF趣味やファンタジーの面白さはまったくなく、単なる人間ドラマ。しかも結局、テーマは「お父さんお母さん、ありがとう」と言うベタなもの。なんだかなぁ。