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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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さすらいのスターウルフ(エドモンド・ハミルトン/ハヤカワSF文庫)」、読了。
宇宙の略奪集団、スターウルフ。彼らは高重力の惑星で育ったため、驚異的な力と素早さを持っていた。その一人でありながら、地球人の血をひくモーガン・ケイン。彼は仲間と略奪品の事で揉めたため、仲間を殺し、逃亡者となった。そんな彼を助けたのが、外人部隊のリーダーで地球人のディルロ。ディルロはケインがスターウルフであることを見抜き、そのうえで彼に今回の任務の手助けをさせようとする。

「スターウルフ」シリーズの第1作目。スペースオペラの王道だが、面白いのは主人公であるケインの設定。地球人の血をひいてはいるが、間違いなく「スターウルフ」であり、悪なのだ。仕方なくディルロ率いる外人部隊にいるが、いつ出し抜いてやるかと考えている。この辺りの、勧善懲悪でない物語が実に面白い。ただ読んでいて、さほどワクワクしなかったのは私のせいか。私の好みとズレると言うか、やはりスペースオペラは私の守備範囲でないなぁ…っと再確認した次第。残りのシリーズ(「さいはてのスターウルフ」と「望郷のスターウルフ」)を読むかどうか、ちょっと微妙。

今日のアニメ
屍姫 玄 #14「光の道筋」&#15「我が敵」&#16「愛しき異形」
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD #12「ALL DEAD'S attack.」(最終回)…最終回なので、ゾンビとの戦闘シーンがやたらと多く、かなり楽しかった。しかし、思っていた通り、何の解決もなく終わってしまったな。第2期を作るつもりなのか?。
ささめきこと #1「ささめきこと」(再見)

今日のドラマ
ヒッチコック劇場 #8「居候」
息子の命の恩人が、家に居座り続け…。…またサイコものかと、うんざりしたら、最後に意外な真相が示された。まぁ、私は途中で分かったけど。

ザ・パシフィック #10「帰還」(最終回)
戦後の話。結局、このドラマって、反戦映画だったと思う。ただ、最大の見どころはエグイ戦闘シーンだった。

今日の映画
トゥモロー・ワールド(アメリカ/イギリス/2006年)
P・D・ジェイムズの「人類の子供たち」の映画化。最近のSF映画では珍しい「近づく憂鬱な未来もの」。子供が誕生しなくなったため、希望がなく、破滅に向かっている人類の姿を描いている。これだけ来て欲しくない未来像は、最近ではホント珍しい。それだけでもアレなのに、薄汚くゴミゴミとした描写は個人的にかなり拒否反応を感じた。戦闘シーンも迫力はあるが、長回しを使うことで、痛快感よりリアルさを描く事を中心にしている。この辺りも、好みでない。つまり、悪い映画ではないが、観ていて色々とツライ映画だった。

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