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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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闇から生まれた女(下)(F・ポール・ウィルソン/扶桑社)」、読了。
幽霊の正体見たり、枯れ尾花。真相が分かってしまえば、怖くも何ともない。この小説はまさにこれだ。しかも比較的早い段階で謎の正体が分かるので、上巻ほどドキドキしない。それでもラスト近くまで、ストーリーを二転三転させるのだから、大したものだ。ただ、上巻とは明らかに話の性質が変わるので、賛否両論があるんじゃないかな。上巻では、多重人格を題材にしたサイコスリラーだったが、下巻ではそれが影を潜め、単なるホラーものになってしまった。私はF・ポール・ウィルソンだから、こうなるんじゃないかな…っと予想していたが、ダメな人はダメでしょ。個人的にも、上巻のタッチの方が面白いと思うので、この路線で最後まで行って欲しかった。

今日のアニメ
そらのおとしもの f ≪フォルテ≫ #5「天界から来た超兄弟(トモダチ))」

今日の映画
くもりときどきミートボール(アメリカ/2009年)
ちょっとした事故が段々と悪化していき、やがて世界規模の大災害になる。その原因を作った青年が、何とか事態を収拾しようと大活躍する。…っと、内容はよくある話。まぁ、この手の話にハズレは少なく、安心して観る事が出来る。この作品もアタリの方で、ドタバタし過ぎているのが良くないが、大災害のスペクタクルシーンや、主人公の活躍などが実に楽しい。最後の父親との対話が結構感動的だし、ヒロインとのロマンスもなかなか良い。つまり、結構出来の良い作品だと思う。ただ問題は、空から食べ物が降ってくると言う描写。これって、観ていてあまり気持ちの良いものじゃないし、食べ物を粗末にしているみたいで結構不愉快。これさえなければ、かなり楽しい作品だったと思うのだが(なかったら、この作品の存在意味がないが(笑))。

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