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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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録画していた「宮崎美子がたどる南房総八犬伝ロマンの旅(BS日テレ)」を観る。ドキュメンタリーとしては、少々質が悪い。とにかく、製作者にセンスがないのが致命的だ。ところでやはりと言うか、伏姫のエピソードが中心だった。信乃登場後、つまり「八犬伝」の本筋の部分は駆け足だったのが残念だ。まぁ伏姫のエピソードが面白くて、魅力的だから仕方ないけど。あと個人的には玉梓の「舌の根も乾かぬうちに~」の台詞は紹介して欲しかったなぁ。…にしてもフィクションなのに何故、「伏姫籠穴」が残っているんだ?

今日の一冊
・お姫さまとゴブリンの物語(ジョージ・マクドナルド/岩波少年文庫)
明らかに子供をターゲットとした児童書であることは間違いない。だが、そこに書かれているイマジネーションの凄さは圧巻。姫様と乳母が体験する闇に覆われた帰り道の恐怖、子供が描いたらくがきのような獣たち、塔の上に住む白髪の美しい女性、闇に包まれ一寸先も見えない炭鉱内などなど、そのアイデアと描写力は素晴らし過ぎる。最近の安易に作られたファンタジーなど足元に及ばない上質な作品だ。児童書とバカにせずに読むことをお勧めする。少なくともファンタジー好きは、読むべき作品だ。ところで今回テキストに使った本の表紙は竹宮恵子によるものだが、あまり作品の雰囲気を伝えているとは思えない。本文中にあるアーサー・ヒューズの挿絵(↓)の方が、作品の雰囲気を伝えていると思うのだが。
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今日のアニメ
・武装錬金 #13「死の胎動」&#14「キミは誰だ?」
・スカイガールズ(OVA)
・おとぎ銃士赤ずきん(OVA)…TVシリーズの元になった作品だが、TVシリーズとは少し違う部分があって面白い。ヘンゼルの声が違う(TVシリーズの方が良いかな)。赤ずきんがボーガンを、白雪がアイスゴーレムを使っている。グレーテルやいばらがいない。赤ずきんがTVシリーズよりワイルド。草太がTVシリーズより少しカッコいい。…って所かな。あと草太と赤ずきんがいちゃいちょしているのを見て、やきもちを焼くりんごが可愛い♪

今日の映画
・気儘時代(アメリカ/1938年)
アステアとロジャースのコンビの8作目。話は他愛ないものだし、ミュージカルシーンも少なめで、些か物足りない。それでも、ラスト近くのアステアとロジャースのダンスシーンは魅力的だ。

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